歌のおばさん、ここにあり。
2016年 11月 15日
初投稿・・・・あらららら~。
何だか北風とともに時間もぴゅうぴゅう過ぎてく感じ。
この2カ月ほど・・・・
定期的に生徒のモチベーションを上げるために行われる
ヤ○ハコンサートの練習に余念なく・・・
(などというと毎日近所迷惑なコトでござるが)
介護生活の合間に、車の中も含め歌いまくっていたのサ~♪
こういう時は自分が発表するナンバーだけでなく
PCを開けたら色々ネットで検索したりして
いいナと思う曲をカラオケで歌っちゃうワタクシ、アラカン約一名。
すっかりブログから遠ざかっていた。
さて、いろいろな形で発表できる場を与えてもらえている
ヤ○ハ大人のレッスンに通う私達。
今回もサックス、トランペットなどのレッスン生も含め
各自、原則一曲ずつ披露するのだが
vocal組の中でも私を含めた4人は
一緒にレッスンしている仲間のバックコーラスや
ユニットでのコーラス曲もあり出番は多かった。
そのコーラス曲というのは
「上を向いて歩こう」の英語歌詞ゴスペルバージョン。
「THE FIRST STAR」
コーラス隊は20代、30代、40代、そしてアラカンのワタクシ一名の4人編成。
最初のフレーズだけはバックコーラスがないが
その後は、主旋律(ソプラノ)を各自がアレンジを聞かせてフレーズごとに回しながら歌い、
バックコーラスはソプラノの声は小さめに、アルトとテナーの三声が担う。
練習で一番気を遣うのは声量のバランス。
歌う箇所によってはここは大きめここは小さめなどと先生の指示が飛ぶ。
最初のソロバージョンは私が歌わせていただき、その後3声に分かれるのだが
これが各々、テナーからソプラノへ、かと思えばアルトに
と思ったらまたまたテナーのオクターブ上などという
とんでもない構成で、先生の指導も熱が入る。
私はハーモニーをとるのは大好きだが、こういうやり方では音がとりにくい。
全員が揃って合わせられたのは4・5回だったろうか。
当日はマイクを通した音量バランスの確認も含め、スタジオを借りて練習した。
実際、皆持ち歌のソロよりこっちのほうがよっぽど練習していたわけで。
私はマライヤ・キャリーの「My All」を歌った。
これ難曲である。
クリスティーナ・アギレラの「HURT」や「THE VOICE WITHIN」
「REFLECTION」もいつも自主練しているので、歌ってみたかったし、
ミュージカルや椎名林檎のナンバーも・・・・迷った末のチョイスだった。
どの曲も難しいには違いないが
マライヤは特に一音の中の動き(いわゆるコブシ)が半端ない。
そしてブレス(息継ぎ)が・・・・ない。ほとんどない。
どんだけ肺活量あんのって感じ。
しかも音というのは静かに長く伸ばすと色々な意味で不安定になる。
さらにヴォイスチェンジ(地声と裏声の移行)がいかにスムーズにいくかも
この曲には大切な要素。
歌の巧い歌手はバラードで聴かせるが、総じて息が長く音程が正確で
声のコントロールがうまいのだ。彼女はどれも難なくこなして歌うが
どのスキルも持ち合わせていないコチトラ、練習するしかない。
アレコレ能書きを垂れてはいるが
実際のところ私の「My All」・・・・自分ではリハの時のほうがよかった。
何度かステージに立たせていただいているが
こればかりは練習でコケてたのに、本番思いのほかうまく行ったりするときもあれば
その逆もあるわけで、まああまり気にしないことにしている。
プロじゃあないんだしっ。
でもそれだけに大トリの「THE FIRST STAR」は力が入った。
たぶん、ほかのメンバーも思い入れが違った気がする。
結果楽しく歌えたのが一番だけれど、
グルーブ感もあったし、手前味噌ながら納得のいく出来だった。
先生にも「一番良かった」と言ってもらえたし。
なんてね。
アハッ・・・プロじゃあないんだしっ。
やっぱり音楽ってサイコーだね。