夏服を着た女達

夏には出番の多いお素麺。

主婦のさびしき一人おうちランチの定番。
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しかし近頃は
中華風、韓国風、イタリアンと変身させて
紹介されていて、なかなかに豪華でスタイリッシュ。
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だからというわけでもないが
こんなんやってみたアルね(中華じゃないでしょ!)。

奥の飲み物は黒糖梅酒(市販品)。
そしてDEEN&DERUGAのオリーブ。


思えば私の子供のころは、
ショウガのすりおろしをめんつゆに入れて
ただ真っ白な麺が浮かんだ大鉢を、家族皆が囲み、
そこから箸で掬っては汗をふきふき食べていた。

蝉のにぎやかなBGMはあるが、エアコンなどない。

でもだから余計に冷たい麺はごちそうだった。

祖父や父はランニング姿、母や私は決まってノースリーブのワンピース。

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何故だか暑い夏になると思いだす・・・・。
アーウィン・ショーの「夏服を着た女達」
読んだのは大学生の時。
当時の私にとってあこがれの地は欧州ではなくアメリカ。

だから、夢中になって読んだ常盤新平編纂の「ニューヨーカー短編集」。
その中の一遍、五番街を散歩する若い夫婦の話。
洗練された女性達の後ろ姿に見とれる夫に、不満を漏らす妻。
だが・・・。

どの短編も好きだったのに、
どこかに行ってしまって手元にない。

ニューヨーク、マンハッタン、グリニッジビレッジ、5番街、
ハドソン川、そんな地名すらしゃれた言葉として
うっとりと魅力的で、その洗練された世界の中に
浸っているだけで、幸福感に満たされた。
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今年初めに亡くなった常盤新平氏。
あこがれでしかなかった時代から、ニューヨークに何度も足を運び
雑誌ニューヨーカーの作家の作品を紹介し、直木賞もとったが、
その「遠いアメリカ」よりも、エッセイのほうが私は好きで。

それから
カポーティーの「ティファニーで朝食を」なども読んだが
こちらは全く別物と言っていいくらいに、映画とはまったく印象が違う。

映画では、オードリーが余りにも素敵でチャーミングなのに
相手役の男性俳優(名前失念)イマイチだったなあ・・・。
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# by marucox0326 | 2013-08-06 18:19 | ひとりごと | Comments(8)

照る日もあれば曇る日も・・・。そんな日々の戯言です。


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