知多・岡田をぶらり #2
2017年 02月 28日
ーなまこ壁の蔵ー
腕利きの左官職人が数年をかけて
白漆喰を何度も塗り重ねて仕上げるというなまこ壁。
技術の要る装飾壁だが、この写真を見てわかるように
黒く塗りつぶされてしまっている。
戦時中、岡田の職布工場が飛行機製造の軍需工場になったために
空襲を恐れてのことだそうだ。
しかしこの辺り、木綿で財を成した人たちやお金持ちの蔵が
今も90棟余りもあるらしい。
蔵があるというのはお金持ちの象徴だった時代。
彼らは競って蔵を建てたらしい。
小高い山の上に立つ神明社
結構な坂道だった。
茅葺の屋根が美しい。
創業明治20年の老舗旅館「枡磯」
やはりここにも蔵があり、
窓の上にはMASUISOの文字が・・・。
もちろん戦前のものだ。
ハイカラな先代の気風が伺える。
戦時中はこの辺りに大きな空襲はなかったようだが
この近くには防空壕後もあった。
それでも文字は塗りつぶすことなく残されている。
厳しい官憲の目には及ばなかったのだろうか。
ー雅林邸(旧岡田医院)ー
昭和4年に建てられた大正モダンの流れをくむ建築物。
軍医だった竹内雅林医師の医院
脇には広大な敷地に屋敷と日本庭園がある。
週末だったので私たち夫婦は
ここまでボランティアでガイドをして下さる
街並み保存会の方と一緒に歩いた。
これらを効率よく回るにはお勧めである。
ゆったりと回ってその後はカフェで一服した。
そんな落ち着ける場所もいくつかある。
「枡磯」さんの周辺は桜の木のトンネルもあるので
これからの行楽シーズン、お近くならぜひお出かけいただきたい。
記事中の岡田地区の紹介や建物についての解説は
岡田地区の紹介HPを参照にさせていただいている。
名古屋にいくときに 伊良湖岬に
寄った事がありますが
見所があるのですね〜
なまこ壁は 伊豆の松崎に
なまこ壁通りと 名前がつくほどの
蔵があり 職人の腕のみせどころ
だったのですね〜
うららかなお天気のもと
静かな時間を 感じます〜
この1こ前に コメいれてますが
ブックマークにいれて
ブログにきてもらったら
いいのかも、、