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Unconditional Love

久し振りの中華飯。





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子供たちがいたころは八宝菜はよく食卓に上った。
材料をそろえて切れば、あとは一気に炒めるだけで、
簡単にして栄養価も高いからだ。
材料は豚肉、烏賊、ホタテ、海老、白菜、玉ねぎ、人参、筍、きのこ類
きくらげ、鶉の卵、のうちの何品かを入れる。
今回はきくらげと鶉の卵は入ってはいないが、魚介が多く結構豪華版である。

育ち盛りの中高生のころの息子たちも、唐揚げやトンカツばかりだと
また~?ってこともあり、かといって魚の煮つけに菜っ葉のお浸しでは物足らない。
そんな時にはたとえ材料が八種類もなくとも、豚肉のかわりに鶏肉でも
美味しいといって喜んで食べてくれたものだ。

思えばあのころ丼物はよく作った。
しかしこのごろはマーボー飯もカツ丼も
シニア夫婦の食卓にはめったに上らなくなったので、
「永遠の食べざかり」であるツレには好評だった。

ま・それはともかく




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昨夜は次男が来ていたので
「鯛のカルパッチョ」なんぞも作ったもので、
残りの鯛を無造作にお皿に並べただけのものが
ポットの隣で控えているのがおわかりだろうか?
あとはサラダにぬか漬け。

お写真撮影にも関わらず
中華飯以外はなんとも愛想のない副菜である。
サラダにドレッシングもなければ、刺身にツマもない。
まあそれなりのごちそうなんだから、文句が出るわけではないのだが。

昔と違って息子たちがたまに来ると
我が家の食卓は、ちょっとだけよそゆきになる。
それはいつもよりほんの少しグレードが上がった肉や魚を使った
時間もかかり手も込んだ、凝ったメニューであり、
何故だかお皿やグラスまで、お客様仕様になっていたりする。

転じて、その後のお膳はこのありさま・・・・・。



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小皿にちょこんと乗ったビニールの袋入りワサビが侘しげ・・・・・。
しかも昨日かなり飲んでるからアルコールはなし。


大昔、
新婚のころツレアイの実家に帰ると、
今は亡き義父がよく言っていたものだった。

「なんかあったんか今日は?
なんで、こいつが来たら飯がこんなにいつもと違うんや?」


母が捧げる「無償の愛」。
いい加減そろそろ「有償」にしなくちゃなあ~。


















Commented by iris304 at 2016-02-24 19:49
こんばんは^^

すっかりご無沙汰をいたしました。
年末、PCを休んでいたら、なんという事なく
どんどん遠ざかってしまいました。
もう2月も終わる今頃になってやっと訪問させて頂いています。

頂いたコメント
鍵をかけて下さっていたのに 
うっかりしてしまって申し訳ありません。
削除して訂正いたしました。
本当にごめんなさいm(__)m

わかりますね。
息子が帰るというその日にはいそいそと・・・・
結局食材も料理も余り
その後は、残ったものの処理にうんざり
(ただ食べ続けるだけですが〜)
これで 息子達がいれば色々工夫して献立も考えるのでしょうが
ただ茹でるだけ、焼くだけ、全くの知恵も工夫もない!

我が家では八宝菜というのは登場する事がないですね〜
ただの海鮮野菜炒め?って感じです。
えび、ほたて、烏賊等など豪華版、美味しそう〜

夫と息子
夫にはそれは感謝しているし 
自分には過ぎた夫だと常々口にしているし
ありがたい事だと心から思っています。
しかし、しかし息子❤︎
無償の愛、永遠の片思いです。
Commented by marucox0326 at 2016-02-25 21:40
アイリスさん、こんばんわ。
いえいえ~こちらこそ、
そして鍵コメに関しては、どうぞお気になさらず~

アイリスさんは「八宝菜」はあまり作られないのですネ。
でも海鮮の炒め物でも十分おいしそう^^

アイリスさんも息子さんの好きなものなら
労を惜しまず・・・ですか。
子供たちとは離れていてたまにしか会えないから
ということもあると思うんですよね。

でもご主人さまにも
感謝の気持ちを忘れないアイリスさんですもの、
きっと充分ご家族皆さんへの愛情を注いでいらっしゃる
うえでのことだと思いますョ。

私?!もちろん同じくです。
無償の愛が溺愛と言われないようにしなくては。
もうアップアップしてますから彼ら^^;
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by marucox0326 | 2016-02-22 18:22 | おいしいもの | Trackback | Comments(2)

照る日もあれば曇る日も・・・。そんな日々の戯言です。


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