Unconditional Love
2016年 02月 22日
子供たちがいたころは八宝菜はよく食卓に上った。
材料をそろえて切れば、あとは一気に炒めるだけで、
簡単にして栄養価も高いからだ。
材料は豚肉、烏賊、ホタテ、海老、白菜、玉ねぎ、人参、筍、きのこ類
きくらげ、鶉の卵、のうちの何品かを入れる。
今回はきくらげと鶉の卵は入ってはいないが、魚介が多く結構豪華版である。
育ち盛りの中高生のころの息子たちも、唐揚げやトンカツばかりだと
また~?ってこともあり、かといって魚の煮つけに菜っ葉のお浸しでは物足らない。
そんな時にはたとえ材料が八種類もなくとも、豚肉のかわりに鶏肉でも
美味しいといって喜んで食べてくれたものだ。
思えばあのころ丼物はよく作った。
しかしこのごろはマーボー飯もカツ丼も
シニア夫婦の食卓にはめったに上らなくなったので、
「永遠の食べざかり」であるツレには好評だった。
ま・それはともかく
昨夜は次男が来ていたので
「鯛のカルパッチョ」なんぞも作ったもので、
残りの鯛を無造作にお皿に並べただけのものが
ポットの隣で控えているのがおわかりだろうか?
あとはサラダにぬか漬け。
お写真撮影にも関わらず
中華飯以外はなんとも愛想のない副菜である。
サラダにドレッシングもなければ、刺身にツマもない。
まあそれなりのごちそうなんだから、文句が出るわけではないのだが。
昔と違って息子たちがたまに来ると
我が家の食卓は、ちょっとだけよそゆきになる。
それはいつもよりほんの少しグレードが上がった肉や魚を使った
時間もかかり手も込んだ、凝ったメニューであり、
何故だかお皿やグラスまで、お客様仕様になっていたりする。
転じて、その後のお膳はこのありさま・・・・・。
小皿にちょこんと乗ったビニールの袋入りワサビが侘しげ・・・・・。
しかも昨日かなり飲んでるからアルコールはなし。
大昔、
新婚のころツレアイの実家に帰ると、
今は亡き義父がよく言っていたものだった。
「なんかあったんか今日は?
なんで、こいつが来たら飯がこんなにいつもと違うんや?」
母が捧げる「無償の愛」。
いい加減そろそろ「有償」にしなくちゃなあ~。
すっかりご無沙汰をいたしました。
年末、PCを休んでいたら、なんという事なく
どんどん遠ざかってしまいました。
もう2月も終わる今頃になってやっと訪問させて頂いています。
頂いたコメント
鍵をかけて下さっていたのに
うっかりしてしまって申し訳ありません。
削除して訂正いたしました。
本当にごめんなさいm(__)m
わかりますね。
息子が帰るというその日にはいそいそと・・・・
結局食材も料理も余り
その後は、残ったものの処理にうんざり
(ただ食べ続けるだけですが〜)
これで 息子達がいれば色々工夫して献立も考えるのでしょうが
ただ茹でるだけ、焼くだけ、全くの知恵も工夫もない!
我が家では八宝菜というのは登場する事がないですね〜
ただの海鮮野菜炒め?って感じです。
えび、ほたて、烏賊等など豪華版、美味しそう〜
夫と息子
夫にはそれは感謝しているし
自分には過ぎた夫だと常々口にしているし
ありがたい事だと心から思っています。
しかし、しかし息子❤︎
無償の愛、永遠の片思いです。
いえいえ~こちらこそ、
そして鍵コメに関しては、どうぞお気になさらず~
アイリスさんは「八宝菜」はあまり作られないのですネ。
でも海鮮の炒め物でも十分おいしそう^^
アイリスさんも息子さんの好きなものなら
労を惜しまず・・・ですか。
子供たちとは離れていてたまにしか会えないから
ということもあると思うんですよね。
でもご主人さまにも
感謝の気持ちを忘れないアイリスさんですもの、
きっと充分ご家族皆さんへの愛情を注いでいらっしゃる
うえでのことだと思いますョ。
私?!もちろん同じくです。
無償の愛が溺愛と言われないようにしなくては。
もうアップアップしてますから彼ら^^;