古都をめぐる親子旅 #4
2014年 04月 01日
だが
ここは言わずと知れた京都屈指の名勝、嵐山。
やっぱりこの時期も人で一杯。
オタオタしていると、
どこも飲食店はすぐ満席になる。
いろいろ見て回りたいけど
空きがあれば迷わず入店するのが得策だ。
で、無事に席に着き、メニューを睨む。
「やっぱ、ここはニシンそばでしょ」
と京都通を気取っての次男のオーダー。
ツレアイが注文したのはカレーうどん
これが美味しくて、次男と私はなんで
頼まなかったのかと後悔することしきり。
皆で競って食べるのに忙しくてねえ。
だからお写真がないっ!
納得の理由でしょっ!
と開き直る私。
実は京都のカレーうどん、どの店もはずれがない。
「味味香」さんや「日の出うどん」さんのような有名店以外でも
カレーの味が濃く、牛肉を使用しているところが多い。
そして、京都のおうどん、
ホンニャリと柔らかく、こしがない。
でもこれがまた京都らしくて、あっさりとうまいのだ。
私はエビ天がのったこれ。
かやくご飯もおいしかった。
今回の旅のコンシェルジュは、珍しくツレアイ。
店を出て車に乗り込むと
「次は高尾にいくぞーっ」とハンドルを握る彼。
「元気過ぎる59歳」
このヒトといると、体力がいる。
歩かされる、登らされる、
たとえ車に乗っているだけであっても
東に西に、北へ南へと
いつも市中引き回しの刑に。
言い方を変えれば、よく道に迷うわけで・・・・。
それにしても高尾って
紅葉のシーズンでもないのになんで?ムニャムニャ
お腹が膨らみ、車中、適度に揺られていると睡魔が襲う。
なのに
「元気過ぎる59歳」
全然大丈夫らしい。
「北山杉の里にもΦק○ω・・・・・・・・。」
ツレの声がだんだんと遠くなる・・・・。
気付けば何やら寂しげな山里に。
次男も後部座席で爆睡していて、
「オレ行かない」というので、
二人で参詣することにしたが、
ひっそりとしていて観光客もまばら。
でも夏に向けて、「川床」の準備はされていた。
やっぱりどっかズレてる私達。
こんな時期に来て
まっさか
350段もの階段を
上らせられるはめになろうとは!
ここ
「神護寺」を参拝するには健脚が必要なのだ。
「上るの!」
「もちろん」
元気過ぎる59歳。
またしてもしてやられた。
最後のお写真は登りきってやっとお寺の山門が見えたところ。