伊勢河崎商人館
2013年 09月 25日
江戸時代に栄えた商人の町。
当時、参宮客で賑わう宇治・山田に
大量の物資を運び、伊勢の台所として栄えた。
明治以降、水上輸送から陸上輸送に代わるにつれて
衰退していったが、今も古い町屋や蔵が残り
趣きのある静かな通りの中心に、「伊勢河崎商人館」はある。
商人倶楽部ー大正末期の洋館の応接間ー
パンフレットによると、1974年の七夕水害を契機に勢田川改修工事が始まり、
これを発端に町並みを保存しようという動きが生まれたらしいのだが、
NPO法人が設立されたのが1999年、「伊勢河崎商人館」開設は2002年、
この辺りのことはガイドブックに載っていたが、まだその歴史は浅い。
中庭
食器棚
今では貴重な欄間
隣室の裏千家茶室に付帯する水屋
お帳場
蔵の入口
往時はお店が入り、さまざまな生活用品が
販売されていたらしい。
そしてここはもともと、江戸時代から酒問屋を営んでいた
小川酒店のお屋敷と蔵をあわせた建物一帯で、
2001年に国の有形文化財に登録されている。
兵庫県灘の名酒、白鹿も取引があったようだ。
ツレアイの出身地のすぐそばにある辰馬酒造。
思わぬところでの出会いに顔もほころぶ。、
町の歴史と文化の展示されている「河崎まちなみ館」
母屋の座敷
思わず、幼少時を思い出す懐かしさ。
郷愁にかられる、お庭や日本間、お昼寝したい気分だった。
ほっとする一隅。
物資を運搬する大八車の一部だろうか
この建物の前の広場ではイベントなどが行われるそうだ。
勢田川に沿って古い町屋が点在し
人も少なく、のんびりと町並みを散策出来る河崎の町。
もう少しお付き合いいただいたい。
映画やドラマのロケに、よくこういう館が使われますよね。
でも、演じるのは当然ながら今の人たち、せりふ回しや衣装もろもろ、違和感があるというか…(._.)
このお写真からは、時代の空気がリアルに感じられて、ここで生活していた人たちの幻が見えるようです^^
『伊勢河崎商人館』行ったことありますー。
こういう洋館って大好きで!このあたり、町並もステキですよね~。
でも、↓の赤福のかき氷に目が奪われる~(自爆)
そうですね~。
贅を極めた豪商の館という感じではないのですが、
そこが又身近な雰囲気で、心に染みいるたたずまいなんです。
往時は、物資の運搬に大八車を引く人や
行きかう人々で賑わっていたのでしょう。
今は静かでひっそりとしていました。
お伊勢参りの折にはぜひ・・・・^^
お疲れのところ、早速にありがとうね^^
そう京都の町屋や近江商人の近江八幡ほどの
知名度はないけど、こういう川べりの通りって大好きなのです。
赤福氷ね、中に赤福が入っているのかと
思ったんだけど、さすがにそれでは食べにくいですよね。
あんこと白玉のようなものが入っていました。
暑かったから生き返りました~^^