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しとしとぴっちゃんしとぴっちゃん♪

このタイトル。懐かしさとともに
「子連れ狼かあ。」とつぶやけるあなたや
「大五郎三分間待つのだぞ」のCMのシーンがすぐ浮かんで
ボンカレーが無性に食べたくなっちゃうあなた。
当時小学生なら、私より下、大学生以上なら私より上の世代。

でも今回そんなお話をしたいのではない。
なのにこんな、わき道から入り込むような反則技を
ぶちこみたくなっちゃうのが、marucoxの哀しい性である。



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「雨」と言うと、なにかネガティブな印象を抱いてしまいがちだが
映像や音楽といったアートの世界では、マイナーな材料にばかりに
使われているわけではない。

代表的なのは「雨に歌えば」のジーン・ケリーの底抜けの明るさだが、
私には、「ショーシャンクの空に」の主人公、
ティム・ロス扮する元銀行員アンディが、雨を全身に浴びて
自由を獲得した喜びに満ち溢れるあのシーンが、美しく感動的で忘れられない。



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日常においても、
雨に降られちゃった・・・・・
そんな経験、それ自体は誰の身にも珍しくないことだ。

ちょっと甘酸っぱい思い出
哀しく胸が切なく痛む思い出
笑わずにはいられない愉快極まる思い出・・・・・・

さてあなたの心に刻まれた『しとしとぴっちゃん』は
どんなだろう。



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私は土砂降りの中、雨に濡れながらベビーカーを押し
家までの数分、多分3・4分ぐらいだっただろうか
・・・・歩いたことがある。
それは突然の予期せぬ雨だった。
晴れ渡っていた空が、にわかにかき曇り、
ポツンポツンと大粒の水滴が落ちてきたかと思うと
バラバラと音をたてて、激しい雨が私達に襲いかかった。
舗装されていない田舎道とはいえ、雨宿りできる民家の軒先は
探せばあったのかもしれないが、家までもう少しだからと
ベビーカーに覆いをして歩き続けた私。

目もまともに開けられない中、ややうつむき加減で歩く私の横を
水しぶきを上げて、車が何台か通り過ぎていく。
しばらくして見覚えのある一台が前から走ってきたので
思わず顔を上げた私は、ドライバーとふと目があった。
その車を運転していたのは、同じ年頃の子を持つ近所のお母さん仲間だった。
一瞬だったが、確かにこちらを一瞥したことを今も覚えている。
そしてその車も走り去って行った。

私だとはわからなかったのだろう。それに・・・・
びしょぬれの人間とベビーカーを、大雨の中
道の真ん中で乗せたりするわけにはいかないよね

そう心の中で呟きながら、
私は、あともう少しと自分を励まして歩き続けた。
ただ、体より心が冷え込んで行くのを感じずにはいられなかったが。

家に着くと、申し合わせたように雨は止んだ。
その後どうしたのか、全く記憶はない。ということは
多分普通に着替えもし、赤ん坊だった長男も熱も出さずに済んだのだろう。

けれど玄関のかぎを開けるときに聞こえた
ぴたん、ぽとん、しとぴっちゃん
そんなふうに雨のしずくが落ちる音が
私の周りでやけに大きく耳に響いていた
そんな事だけはなぜか覚えているのだった。

さて、湿っぽい話のお口直しに
サイコーに幸せな気分になる『土砂降りシーン』を。
長いので、お時間ある方は最初から
お時間のない方もテキトーにはしょってご覧あれ♪













# by marucox0326 | 2019-06-19 20:00 | 話の小部屋 | Comments(1)

照る日もあれば曇る日も・・・。そんな日々の戯言です。


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