海の東海道

さて、カフェを出て堀川を挟む向こう岸、
七里の渡しに向かう。

この一帯は公園として整備され、市民の憩いの場にもなっている。


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中世より桑名宿まで東海道唯一の海路として、旅人に利用された「七里の渡し」
その距離、およそ七里(27.5km)であったことからこう呼ばれた船着き場だ。

ここから熱田神宮方面、ひつまぶしで有名な「蓬莱軒」のあるあたりが「宮宿(熱田宿)」
東海道最大の宿駅で、歌川広重の「東海道五十三次」にも描かれ、往時は非常に栄えた。
昨年NHK「ブラタモリ」でも紹介されたらしい。
好きな番組でよく見ているのに、その回は私は見逃している。



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こちら、時の鐘。
17世紀ごろ、人々に正確な時を知らせるために
尾張藩主光友の命によって熱田蔵福寺に設置された。
鐘楼は戦災で焼失、だが鐘は免れて今も蔵福寺に置かれているとのこと。
こちらは熱田の文化を残すために、この地に復元されたもののようだ。



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こちらも復元された常夜灯。




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静かすぎて、まるで時間が止まったかのよう・・・・・。



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この海路は東海道の「海を渡る道」として重要な拠点だったが、
悪天候で船が出せない時や、敢えて陸路を選ぶ人たちもいたという。
その場合は佐屋宿まで歩いて川舟で3里下り、桑名宿まで行くのだが
こちらのルートを利用するのが、女性や子供連れが多かったことから
この「佐屋街道」は別名「姫街道」とも呼ばれたらしい。



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過ぎ去った夏を惜しんでいるのか
どこか寂し気な面持ちのカンナの花。

♪カンナの花が燃えて揺れてた・・・・・のは環状8号線の中央分離帯。
どうもこの歌がすぐ浮かぶ私だが
彼女に似合うのは照り付ける日差しだけじゃない。
この日は風がなく、あまりにも穏かな午後だったので
水内際に鮮やかな朱色が映えて、いっそう目を引いた。





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行楽のシーズンだというのに
相変わらずすっきりしない空模様が続く。

今から思えば、急に思いついて車を飛ばして
貴重な秋日和のひと時だったかもしれない。






































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# by marucox0326 | 2018-10-16 12:01 | お出かけ | Comments(8)

照る日もあれば曇る日も・・・。そんな日々の戯言です。


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