御食の国にて瀬戸内の幸を満喫♪
2016年 10月 16日
山海の食の宝庫である淡路島。
「御食国」というのは、古来から平安時代ごろまで
穀物以外の海産物を、贄(主に神への捧げもの)として
朝廷や皇室に貢いだ国々の事で、
若狭や伊勢志摩、鳥羽、そしてこの淡路島がそれにあたる。
島内には「御食国、淡路島」という文字があちこちで見かけられ
今や観光のキャッチコピーとして汎用されているようだ。
子供のころから、関西人には身近な存在のこの島には
何度か行ったことがあるが、明石海峡大橋ができたおかげで
より一層行きやすくなった。
今回は観光より何より、美味しいものを食べて
ホテルでのんびりを決め込もうという主旨なので
滞在は一泊だが、思い切って露店風呂付きの
グレード感ある宿をチョイスした。
楽しみである。
島に入ったらまずは南端の「道の駅うずしお」まで一気に車を走らせる。
こちらで昼食を取り、福良港に行って
「鳴門のうずしお」を見る船に乗る予定だからだ。
レストランの窓から眺めるロケーションも素晴らしい。
大鳴門橋の向こうは四国だ。
とはいえ残念ながら
私は四国には未だ足を踏み入れたことがない。
この「道の駅うずしお」では
「たま泣き美人コンテスト」なるものが行われている。
私がお土産に買った商品のおまけにも、
得票数が上位者のブロマイド進呈の特典!?があった。
「どうぞお選びください」と店員さんににこやかに言われたが
沈思黙考の末、丁重にご辞退させていただいた。
ただ「美人コンテスト」は数あれど、この発想のユニークさは嬉しくなる。
どれも迷ってしまうほど美味しそうな山海の珍味ばかり。
鱧や鯛に鰆、アナゴに生しらす、アワビなどの貝類に加え、
ブランド牛の淡路牛、もちろんたまねぎを始めとするお野菜
果物も枇杷にイチジクが有名だそうだ。
実は、ここでは「淡路牛バーガー」を是非にと思っていたのだが、
結局・・・・・・・。
ツレの「ローストビーフ丼」
お肉が柔らかくて絶品!
私は、「海鮮丼、ひつまぶし」だったかしらん。
お鍋が付いてきて、最後にはお茶漬けにして食べるということだった。
量は少なめだったので、若い人には物足りないかも。
ツレはドライバーなので飲めないし、
これはちょっと余分だった。
さてこのあと向かったのは「福良港」。
ツレも私も「鳴門のうずしお」を見るのは初体験。
12:30出港に間に合った。
その時間帯が一番渦が見られるらしい。
今日は雨も降らないし、幸運の女神が付いてくれているようだ。
とはいえ「好事魔多し」・・・・
浮かれていると思わぬ落とし穴が待っていそう。
しょせん、素直じゃあない小心者の私。
所要時間2時間、2000円/一人のクルーズ。
見られなかったら結構痛い。
でも景色はいいし、風が気持ちよくてお勧めである。
行きかう船に手を振ったり・・・
そしていよいよポイントに近づく。
橋の真下を通り