歌に秘められた人生。

♬ドミニクっニクっニクっ♪ 
♬粗末ななりで~~たび~から旅へ~~♪

ご存知かしらん?

子供のころ大好きでよく歌っていた。
誰しもイチジクを見るたびについ口ずさんでしまうに違いないこの歌。

イチジク ジクッジクジク(^^♪タラらりらららん~ってね。

え?!違う?



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小学校のころ
遠足のバスの中でも歌っていた気がするこの牧歌的なメロディ。
でもフランス民謡か何かだと思って作者が誰かも知らずにいた。
しかもその背景に数奇な人生模様が隠されていたなんて知る由もなかった。
この映画を観るまでは。

「シスタースマイル・ドミニクの歌」(2009年公開 仏・ベルギー合作)

これはこの歌を作り自ら歌ってヒットさせた
実在の修道女ジャニーヌについての物語だ。
彼女は母親に反発して修道院に入るが
結局還俗してこの歌を世に出し、忽ち時の人となるのだった。
その際の芸名はー彼女の意に反して名づけられたものだったがー
シスタースマイル(フランス語ではスー スーリール)
映画の原題「Soeur Sourire」)だ。

そもそもジャニーヌが修道女になったのも、
その後の彼女の人生がうまくいかなかったのも
一つにはストレートに物を言い、
かなり自己中なその性格によるものだ。
やがて身勝手さが災いして周囲と軋轢を生み、
母親ともうまくいかないまま(この母親が結構キツイ)
彼女は転落していく。
だが、映画は悲劇的な結末を暗示しながらもその描き方は暗くはない。

正直、私にはいまひとつ共感できる箇所が少なかったが
主演のセシル・ド・フランスは、マニッシュな雰囲気で魅力的なので
愛を求めながらも傷つき満たされることのないヒロインを生き生きと
命を吹き込むように演じている。

歌には様々な人生が投影されたり
作者の想いが込められたリするものだが、
このように、その歌の内容とは関係なく
背景に思いがけないドラマが隠されていることもある。

もうこれからは
この親しみやすく陽気なメロディが
どこかで何かの拍子に耳に入ってきたとしても
ちょっぴりブルージーに聞こえてしまうかもしれない・・・・





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イチジク ジクッジクジク(^^♪タラらりらららん~

イチジクとドミニク、やや強引すぎる持っていき方はいつも通り。

今は大好物のイチジク・・・・・。
でも子供のころはちょっと苦手だったなあ、このビジュアル。



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今日は久しぶりに映画館のスクリーンで一本鑑賞してきた。
これがスゴ~~~く心に染み入って・・・・・・・
癒された~~~

それについてはまた改めて。






















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# by marucox0326 | 2017-09-13 23:19 | 話の小部屋 | Comments(9)

照る日もあれば曇る日も・・・。そんな日々の戯言です。


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