「ほっ」と。キャンペーン

かくして女もひとり飯

どこかに誰かと出かけたら、お茶を飲んだり食事をしたり
たまには深夜までお酒を飲んだり・・・・・。
人とのコミュニケーションにこれらの行為は欠かせない。

しかしながら、女は食事場所にうるさい。
いやもちろん男もうるさいが・・・・・・・。

特に予約も入れず、会った流れでランチに行こうかとなった時
気心の知れない相手だと何処へ行くか?何を食すか?
少々の気づかいはお互いに必要になる。
仮りに知りすぎるくらい知っている相手であったとしも
「何にする?洋食?和食?」くらいは尋ねるかもしれない。

ああでもそんな時、実は困るのが
「なんでもいいよ」というリアクション。

「う~ん、じゃあイタリアン行く?」
と言ってテキトーに選んだイタ飯屋に入って
楽しい時間を持てれば、味はどうであれ
メデタシメデタシなんだけれど・・・・・。


f0250403_22402549.jpg


それは随分前のこと、
まだ一人で外食なんてできなかった若かりし頃
街中で友達と偶然会って食事に行こうと相成った。
彼女は「なんでもいいよ。私好き嫌いないし。」と気さくさを装ってはいたが
私自身は、正直それほど懇意な間柄でもなし、一瞬戸惑いながらも断る勇気もなく
少し緊張の面持ちで、駅地下の食堂街へと連れ立って歩いたのだった。
ところがいざ店を選ぶ段になって、それでなくても混んでいる昼時の食堂街の中を
「市中引き回しの刑」のごとく、彼女のあとをついて散々歩き回わされてしまったのだった。


f0250403_22410736.jpg


彼女曰く
「ここは雰囲気が・・・・」とか
「ここは入りにくくない?」とか
ついには「ここって食べられそうなものないよね?」と来た。
その時に至ってやっと、このヒト、実は「なんでもいい」わけなんかでは
決してなかったのだと気づくという愚かな私。




f0250403_22404808.jpg


今にして思えば
彼女はことさら味にうるさいわけではなく
食事場所に格別なこだわりを持っているわけでもなく
店探しに時間をかけるつもりもなかったのかもしれない。
人はそうするつもりなく結果してしまうことだってある。

結局、探し疲れて入ったのは喫茶店のような場所で
我々はごく普通のミックスサンドイッチとアイスティーをオーダーした。
モーレツにおなかが減っていたので、あんなに美味しいサンドイッチは
後にも先にも食べたことがない・・・・だからしっかり記憶に残っている。

その後、当たり障りなくおしゃべりして別れた彼女とはそれっきりだ。



f0250403_20315770.jpg


それから幾星霜・・・・・。

今じゃ心臓にも適度に毛が生えたおかげか
たいていのレストランには一人で入れるが
それにしても平日のデパートのお食事処。
女性のおひとり様の(自分もその一人だが)なんと多いことだろう。

美味しいものは誰に気兼ねなくゆっくりと一人で味わいたい。
アラカンのフツーの女だって行きつけのバーカウンターで一人グラスを傾けて・・・・
なあんていうのにも憧れる。
ああだけど、たぶん死ぬまでないだろうヨ私の場合。。
そしてまた私には
「一人焼肉」とか「行列のできるラーメン店」はさらにハードルが高い。

ああ「おひとり様」の道はまだまだ険しく遠い。
































[PR]
# by marucox0326 | 2017-02-24 22:00 | ひとりごと | Comments(8)

照る日もあれば曇る日も・・・。そんな日々の戯言です。


by marucox
プロフィールを見る
画像一覧