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ロシアといえばコレでしょ♬

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こちらロシア雑貨のお店。
といっても商品の殆どは「マトリョーシカ」という
胴体が分かれていて中からお人形が入れ子構造になって出てくるロシアの民芸品。
私は、1970年の万博の時に「ロシア館」(当時はソビエト連邦崩壊前なので)
「ソ連館」で買った記憶がある。

日本でも数年前からよく見かけるようになってちょっとしたブームだ。



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「チェブラーシカ」もいる。


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ロシアというと何が頭に浮かぶだろう。
トロイカとかカチューシャ?ボルシチとかキャビア?
ペチカとかウォッカとかロシアンルーレットとか
バラライカとかツンドラとかコサックとか・・・・・・・・
RUSSIAだけにラッシャー板前とか?
これは惜しいけど違うねってぜんっぜん惜しくないし。

「トロイカ」「ともしび」「カチューシャ」は音楽の時間に習ったし
カ~~~~~リンカカリンカカリンカカヤなんてのもあった。
「ポーリュシカポーレ」は、その昔誰だったかが歌ってヒットしてた気がするし。
なんだか抒情的で哀愁漂うメロディのものが多かったよなあ。
そりゃあチャイコフスキーやラフマニノフを生んだ国だものね。
といっても、こんな話にフムフムと頷くことができるのは
昭和30年代前後生まれの世代だけかも。


ここはお茶も飲めるカウンターと
真ん中にテーブルと椅子が置かれているカフェスペースがある。

店主の女性はロシア語も教えてらっしゃったり
買い付けにロシアに行かれたりとかなりのロシア通。
お店のhpによると旦那様はロシアの方だそうだ。




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ロシア文学といえばトルストイやドストエフスキーなんだろうが
「イワンのばか」は読んでも「戦争と平和」は映画を観ただけでお腹いっぱいになった。
ナターシャ役はオードリーよりリュドミアのほうがずっと良かった。

ドストエフスキーは友人に勧められて
「罪と罰」や「カラマーゾフの兄弟」「悪霊」などを買って
読み始めたものの、途中で挫折したまま今に至る。
チェーホフは大好きなんだけど・・・・・
やっぱり短編に心惹かれる私は、ツルゲーネフの「初恋」とか
ゴーゴリの「外套」「鼻」は面白かった記憶がある。

あ・そうだ、忘れてはいけない「屋根の上のバイオリン弾き」
ロシアのアナテフカという村に住むユダヤ人一家の物語。
舞台版ミュージカルは森繁久彌の初演から
西田敏行版、市川正親版まで数回見ているのだが、私は映画の方が好きだ。
ノーマン・ジュイスン監督なんだよね、「夜の大走査線」の。




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何だか少女漫画に出てくるような、お目目がラブリーな子たち。
日本人の作家さんのものも置いていらっしゃるそうだ。



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素敵なお皿たち。
右上の黒いのが気に入って
かなり購入を迷ったけど今日は我慢我慢・・・・・。



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ウフフ・・・・・
イエス様の下にはこんなマトちゃんも。
でもちょっと新鮮味に欠ける気が・・・・・・・。




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さてハラハラさせたけど
何とか今日2位通過を決めた阪神タイガース。
やれやれ・・・・。

昨日29日の時点では3位以内確定だったので訂正しておく。
取り合えずCS進出は確定しているが、順位は今夜の試合次第
今のところ7回裏終わって3:1で巨人に勝っている。
これで勝てば2位なんだけど・・・・



















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by marucox0326 | 2017-09-29 01:00 | 日々の出来事 | Comments(18)

おもしろうてやがて悲しき・・・・。

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平日のお昼時
オフィス街を歩く冴えないアラカン一匹。
この辺りに来るのは久しぶり。
ふと見上げたこの看板に魅かれて階段を上がった。

クラシックな調度と庶民的な雰囲気が
ミックスされた店内はさほど広くなくほぼ満席。
なので全体のお写真は控えたが、
場所柄モーニングやランチメニューもあり
私のお隣のテーブルではミドル世代の主婦三人がお食事中だった。

席がとても接近していたので、聞くつもりはなくとも
彼女たちは時に爆笑、時にしんみり、次第にエスカレートして姦しく、
それが各々の子供たちの話題であるらしいことはすぐにわかった。

受験とか成績とか反抗期とか、そんな言葉が
否応なく耳に入ってくるのだもの。





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遠い昔、10代の息子を持ち日々奮闘していた私もまた
そんな母親だったのかもしれない。
自分自身のことよりも、子供のことが中心に回る毎日を喜んで受け入れて
当の子供以上に勝手に嘆いたり喜んだり、落ち込んだり落ち込んだり・・・・。

うちの息子たちは中高時代
部活のバスケットボールに明け暮れていたので、盆暮れの数日以外は休みなし。
ぼろ雑巾の態で帰宅する毎日で、学業成績は地の底を這うがごとしだった。
あ・優秀な生徒の方々の名誉のために一言。
運動部に在籍する生徒さんの中には、どんなに練習がきつくても
学業、運動能力、人柄、おまけに外見までもすべてに言うことなしという
「才学非凡」「秀外恵中」そんな生徒さんはおられた。
しかしながら、わが子には「トンビはトンビしか産めない」というしかない。
ただ、せめてそういう知己を得たということは
彼らの人生の財産の一つにはなったはずだ。


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一方、10代の男の子を抱える母親ならではの悩みは成績だけではない。
同じ立場の母親たちでしかわかりあえないものがあるからして
教育熱心な親御さんが集まる保護者会は苦手だったが、
たまに誘われれば母親達の集まりに出かけて行くこともあった。

つまりそれは、話題のイタリアンやカジュアルフレンチ
本来は高額だけれどお値打ちランチが評判の割烹での
お気楽な母親の食事会。
思い思いに着飾って華やかに賑々しく
昼間っから豪勢なごはんを食しながら
それぞれにやり場のない鬱憤を吐き出して
しばし溜飲を下げた気分になるという・・・・。

私達の集まりには仕事を抜けて参加してくださる医師の方もいらした。

そして十分過ぎるくらいに食っちゃべったあとは、
夫や子供にデパ地下のお惣菜やら菓子パンやらを買い
スッキリとした気分で帰路に就く。
「自分だけおいしいものを食べちゃったわん」
その『贖罪』として買う『食材』が、コロッケや肉シュウマイ、
アップルデニッシュだなんて安く済ませたもんである。
いやあ、これはあくまで私の場合だが(汗汗)


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とにかくそんな時間は、母親たちにいっときの心の平安をもたらし
これで夕食の後、子供達からどんなに不可解極まる成績表を見せられたとしても
決して「ち・が・う・だろ~っ!!このハゲ~~(いや禿げてないし)」
と喚き散らすことなく「また今度頑張ればいいじゃな~い」
なんて言葉をかけられるに違いないのだった。

ん?そもそもうちの子、そんなもの見せてくれてたっけ?



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息子たちとの日々を振り返ると
何だか可笑しくて何故だか目頭がヤバイことになってきた。
我に返って、トーストとコーヒーをさっさと胃袋に納めると
そそくさと店を出た私。

これから映画館へ行くのだ。
映画や展覧会は一人で行くに限る。
そしてそれはとてもいい後味の映画だったので
またの機会にお話したいと思う。



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平日のレストランはどこも女性客で一杯
もしも、PCの前の善き人であるあなたが足を踏み入れた店内で
ひときわ目立つ賑やかな女性グループに遭遇したとして
彼女らの話題が社会に向けられた高尚なものでないことが
その様子からなんとなく想像できたとしても
それは傍から見れば滑稽に映ることもあるだろうが、
大きなお世話ながらどうか大目に見ていただきたい。

子育ての悩みは深ければ深いほど
子への愛情に比例しているのだから。
そして母親でなくても、くだらない話題こそが
ストレスフルな毎日に精神の安らぎをもたらす
特効薬になることもあるのだから・・・・。























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by marucox0326 | 2017-09-27 18:35 | 話の小部屋 | Comments(6)

It's sooooooo~cool !!

いよいよ行楽のシーズンである。
澄み渡った秋空の下のドライブは気持がいい。
そしてそんな時、車中で音楽を流す・・・・・・そんな人は少なくないはず。

気ままに一人でドライブ、ハンドルを握りながら
気に入ったメロディーがラジオから流れてきたら
思わず体を揺らしてリズムを取ってしまう、
そしていつのまにか歌いだす・・・・

ま・そんなヤカラは、私以外数人かもしれないが。




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彼は、幼いころの不幸な事故の後遺症か、
止むことのない耳鳴りに悩まされ
いつもイヤホンをして音楽を聞いている。
そして実はその幼い顔立ちに似合わない、
天才的テクニックを持つドライバーでもある。

ある日ひょんなことから、ワルの大物にその腕を見込まれて、
彼、ベイビーは悪の道に引きずり込まれてしまう。

銀行強盗には自らの手を染めないが、逃亡する際の車を運転するべく
犯罪者たちに加担している彼は、本当はナイーブで心優しい青年。

押し付けられた借金を返済し、そこから抜け出そうとするのだが・・・・。



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「ベイビー・ドライバー」
2017年アメリカ エドガー・ライト監督

予告の段階から見たくて見たくて。
やっと映画館に足を運んだのが数週間前。

主役を演じるアンセル・エルゴート
彼は「きっと星のせいじゃない」という
いわゆる難病物の映画で初めて知ったのだが、
その時も繊細で真っ直ぐな恋する青年を好演していたのが記憶に新しい。
最近の私、どんなに明るく描かれていようが
ー悲惨、悲劇、ツライ、セツナイ、でもカンドーさせるぜー
みたいな映画は避けてきたのだが、この作品は良かった。
「きっと星のせいじゃない」という邦題も
内容に沿ったニュアンスで素敵だし、印象深い作品だった。

今回はそんなアンセル君、
スタントにも挑戦しドリフト走行もやってのけ
音楽に合わせてリズム感よろしくダンサブルな動きも見せるなど
この超カッコいい映画の中で新骨頂を見せている。

最近は実写にこだわる作品が増えているが
こちらも冒頭からCGなしの激しいカーチェイスとクラッシュが続く。
いったい何台の車をぶっこわしたの?と聞きたくなるようなシーンが満載だ。

しかもこの映画の新しさは
単なるアクションものではなく
音楽が見事にリンクしているところだ。
あっという間にエキサイティングな2時間弱は疾走する。



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彼の恋人役には「シンデレラ」や「ダウントン・アビー」で
活躍が目覚ましい若手英女優のリリー・ジェイムズ。
コスチュームプレイが多い彼女だが、とてもチャーミングで役にピッタリ。

余談ながら、私には彼女のシンデレラは現代的すぎてややしっくりこなかったし、
むしろこの映画で魔女を演じたヘレナ・ボナム・カーターが
悪目立ちしてた感が拭えなかった。
ヘレナについては「眺めのいい部屋」や「鳩の翼」の彼女が大好きだったので
私としては当時の彼女のぶっとんだ役どころの多さに
演技派を通り越してどこへ行っちゃうのって感じだった。
ティム・バートン監督(彼の作品は大好きなんだけどね)
の影響が大きかったのかもしれないが、お別れして最近はちょっとご無沙汰だね。

おっと脱線はこの辺にして・・・・。

「ベイビードライバー」のキャスト
他には、ボスのドクを演じたケビン・スペイシー、
意外に出番が少ないバッツ役のジェイミーフォックス
それ以外は無名に近い俳優陣。
でもそれぞれにアクの強い個性的なワルたちだ。
終盤、彼らの素性が暗示される場面や、
人間らしさが垣間見える場面を挟み
ストーリーに膨らみを持たせながら
仲間からも警察からも追い詰められる
一見気弱な主人公ベイビー。
果たしてどうなってしまうのか。
ネタばれになるのでラストは言えないが、
たぶんエンディングについては意見が分かれるところだろう。
昔の私なら、手前のシーンで終わって欲しかったと思うかもしれない。

でも今は、このラスト、結構お気にいりだ。

さらに忘れていけないこの映画の最大の魅力
それはいわずもがな、音楽である。

監督自ら選んだという30曲は
カーアクションシーンでも、コミカルなベイビーの一挙手一投足にも
絶妙にマッチして気持よく、映画全体がグルーブしているみたいだ。
しかもそれらのナンバーは、60年代のソウルミュージック、レゲエやジャズ、
ヒップホップに至るまで実に多彩なのである。

たとえばこんな風・・・・
「テイクファイブ」でおなじみのデイブ・ブルーベック・カルテットの
「アンスクエア・ダンス」をバックに、ベイビーが指でカタカタ机を叩いたり、
回想シーンでスカイ・フェレイラが演じる母親が歌うのは
コモドアーズの「イージー」だったり。
もちろん、サイモンとガーファンクルの「ベイビー・ドライバー」も
最後の最後に流れる・・・・LP持ってたわ「明日に架ける橋」



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知らない曲も当然あって、
事前に予習しておけばよかったと思ったほどだ.

なかでも一番好きな場面。
冒頭のすさまじいカーチェイスのあと、
一仕事終えたワル達にベイビーがコーヒーを買って戻るシーン。
彼が街中を軽快なステップを踏みながら歩き、
そこにキャストのクレジットが重なり、
そのバックに流れるのがこれ。

ああ~ストーンズじゃんと思ったこの曲を最後にお届けしたい。

ただし、映画の中で使われているのは原曲のボブ&アールのもの。
こっちは知らなかった。








アクションが苦手な方も音楽に興味のない方も楽しめると思うよ~~。

























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by marucox0326 | 2017-09-20 20:41 | スクリーンの向こうに | Comments(12)

彼女はエトワール


飛び込みの選手なんかじゃなくってよっ、失礼な!



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あれはいつだったかしら。
目が覚めたら、周りは見たこともない景色で・・・・。

そこは古物ーアンティークなんて呼ぶらしいけどー
を扱う「お店」の中だったの。

見渡せばカビ臭いビスクドールたちに囲まれて
かつてはオペラ座でも名を馳せたこのアタシが
なんでこんなところにってわが身を呪ったものよ。

最初は毎晩泣いてたわ。
でも、後ろの壁に掛けられた
暗い夜の海のような翼を持つツバメたちのおしゃべりがうるさくて・・・・・
そのうち泣き飽きちゃった。




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ある日、「お店」のマスターが
そう、いつも私のことを気にかけてくれていた優しいマスターが
「ここじゃあ可哀そうだ」って、ひときわ高い棚の上に私を乗せてくれたの。

お隣では、品のいい紳士と素敵なマダムが
ティータイムの最中だったんだけど、私を歓迎してくれたわ。
でも、意地悪な桃色のジャムポットにはじろりと睨まれちゃって。
マダムが言うには、ぷっくりとしたおなかの彼女から見れば
スレンダーな私が妬ましかったんだろうって・・・・。
たぶん、彼女100歳は超えてるわね。



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そのうち美しい声が自慢の、クリーム色の陶器の肌を持つ
レディ・カナリヤが、身の上を聞いてくれるようになって
アタシ達は親友になった。
でも実は彼女の住処が、オレンジ色の柔らかなを光を灯す
素敵なシェードランプの根元だったものだから
ある日どこかの奥さんに気に入られて
ランプごと貰われていってしまったの。

さすがにショックだったわ。
彼女と良い仲だった金の懐中時計が
寂しげにチクチクとつぶやくのを
日がな一日聞いていたものよ。

アタシもいずれ誰かにもらわれる運命にあることはわかってる。
でも高い棚の上からいろんな光景を見降ろす日々は
なかなか捨てたもんじゃなくってサ
おかげで「世の中」ってものがどういうものなのか
ずいぶん教えられた気がするわ。

踊りしか知らない私にとってはね。



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でもね
仲間の誰かが貰われていくのを見るのは辛いし
やっぱり不安なものよ。だってこっちには選ぶ権利はないんだもの。

で、ついにその日がきたわ。

ここのお店のマスターはね、ベルギーびいきなの。
「買い付け」とやらでイギリスによく出かけるけど
Parisには行ったことがないんだって。驚きでしょ?

そしてなんでも、ベルギーではいやな目にあったことがなくて
街も人も一番好きなんだって。
アタシのパトロンの中に確かベルギー人もいたはずだけど
どうだったかしら?
とにかく、際限なくそんなことをマスターとおしゃべりしていたのが
この家の奥様だったってわけ。で彼女が見上げた先にアタシがいて・・・。

目が合った時にわかったよ、アタシはこの人のもとに行くんだって。

それにね、なんだかこの恰好が珍しいって
奥様にいたく気に入られちゃって。



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今じゃここがアタシの終の棲家。
ここにもParisで出会ったような気もする
愉快な仲間ができたし、そのおかげで
そんなに居心地悪くもなく暮らせてるわ。

あ・そうそうこの姿勢ね、苦しそうに見えるかもしれないけれど
アタシだって夜中にはちゃんと横になって眠ってるのサ。

ポーランドにあるウ”ウォツワウ”ェクっていう
舌を噛みそうな町で生まれた彼に抱かれてね。
ホラ、お隣の素敵なブルーの彼がそう、私の寝床サ。

そんなこと知ってか知らずか奥様ったら
中に綺麗なレースも敷いてくれて。

フフ・・・・彼、くすぐったくて仕方ないらしいの。











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by marucox0326 | 2017-09-15 18:23 | 話の小部屋 | Comments(8)

歌に秘められた人生。

♬ドミニクっニクっニクっ♪ 
♬粗末ななりで~~たび~から旅へ~~♪

ご存知かしらん?

子供のころ大好きでよく歌っていた。
誰しもイチジクを見るたびについ口ずさんでしまうに違いないこの歌。

イチジク ジクッジクジク(^^♪タラらりらららん~ってね。

え?!違う?



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小学校のころ
遠足のバスの中でも歌っていた気がするこの牧歌的なメロディ。
でもフランス民謡か何かだと思って作者が誰かも知らずにいた。
しかもその背景に数奇な人生模様が隠されていたなんて知る由もなかった。
この映画を観るまでは。

「シスタースマイル・ドミニクの歌」(2009年公開 仏・ベルギー合作)

これはこの歌を作り自ら歌ってヒットさせた
実在の修道女ジャニーヌについての物語だ。
彼女は母親に反発して修道院に入るが
結局還俗してこの歌を世に出し、忽ち時の人となるのだった。
その際の芸名はー彼女の意に反して名づけられたものだったがー
シスタースマイル(フランス語ではスー スーリール)
映画の原題「Soeur Sourire」)だ。

そもそもジャニーヌが修道女になったのも、
その後の彼女の人生がうまくいかなかったのも
一つにはストレートに物を言い、
かなり自己中なその性格によるものだ。
やがて身勝手さが災いして周囲と軋轢を生み、
母親ともうまくいかないまま(この母親が結構キツイ)
彼女は転落していく。
だが、映画は悲劇的な結末を暗示しながらもその描き方は暗くはない。

正直、私にはいまひとつ共感できる箇所が少なかったが
主演のセシル・ド・フランスは、マニッシュな雰囲気で魅力的なので
愛を求めながらも傷つき満たされることのないヒロインを生き生きと
命を吹き込むように演じている。

歌には様々な人生が投影されたり
作者の想いが込められたリするものだが、
このように、その歌の内容とは関係なく
背景に思いがけないドラマが隠されていることもある。

もうこれからは
この親しみやすく陽気なメロディが
どこかで何かの拍子に耳に入ってきたとしても
ちょっぴりブルージーに聞こえてしまうかもしれない・・・・





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イチジク ジクッジクジク(^^♪タラらりらららん~

イチジクとドミニク、やや強引すぎる持っていき方はいつも通り。

今は大好物のイチジク・・・・・。
でも子供のころはちょっと苦手だったなあ、このビジュアル。



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今日は久しぶりに映画館のスクリーンで一本鑑賞してきた。
これがスゴ~~~く心に染み入って・・・・・・・
癒された~~~

それについてはまた改めて。






















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by marucox0326 | 2017-09-13 23:19 | 話の小部屋 | Comments(9)

Be nice,・・・・・・please.

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うちのツレについてのあれこれを
拙ブログでも何度か好き勝手に書いてきた妻の私。
彼が熱心な読者でないことも幸いして
本人から訴訟を起こされるでもなく、
いまのところ夫婦仲は至って良好である。

彼はイケメンではないが、元祖イクメンであることに間違いはなく
昔から子供のおむつを替えることも厭わず、時間があれば彼らとよく遊んでくれたし
洗濯もお風呂掃除も、買い物も留守番も、頼めば快く引き受けてくれ
妻のツマンナイ話にも根気よく付き合い、妻の理由なき反抗にも耐え忍び・・・・・・

このくらい褒めときゃいっか?



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かくのごとく良き夫であり、良き父である彼に
日頃より感謝の念はやぶさかでないワタクシではあるが
そんな彼が、唯一デキナイ男を露呈してしまうのが「料理」である。

ある日、
サラダの盛り付けぐらいは出来るだろうと
ツナ、キュウリ、トマト、コーン、レタスをそれぞれ容器にいれたものと
サラダ鉢を渡したところ、果たして出来上がったものを見るとレタスしかない。
要は、器に上記に書いた順番で入れたため、「レタス盛り」にしか見えない代物が
出来上がってしまったのだ。

関東方面では、金時かき氷を頼むと氷の下にあんこが隠れているらしいが
このレタスしか見えない盛り付けも、彩りより何が入ってんのかいな~~~という
「お楽しみ」が優先されたのだろうか。

しかしそんな言い訳が許されるほど、料理の道は甘くない。というより
こんなことをやらかしたら、妻に死ぬまで話のネタにされることは必至である。



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茶豆と表記のあるものが味が深くて美味しい枝豆。
ジャガイモみたく見えるけど、ホタテとキュウリとわかめの一皿。
添えたのは白みそを加えたマヨネーズソース。

メインは肉じゃが?いやいやさにあらず、
なぜなら関西人にとっての肉じゃがは牛肉だが、
これは豚肉と玉ねぎ、ジャガイモを薄味のお出汁で炊いているから。

最近はこの方があっさりしていて我々の胃にやさしい。


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ま・そんなわけでこちらとしては
台所での彼には、洗い物や片付けに徹していただきたいのだが
たまに調理に参加してくると私のイライラはマックスに達してしまう。
あたかも厨房で新入りを怒鳴る親方のごとく・・・・。

「あ・あのさ・・・・も少し優しくいうてくれへん。・・・・」


調理場は戦場よ。
料理は時間との勝負なんじゃけえ。
覚悟して取り掛からんとのう。
(なんで仁義なき戦い?・・・・・・さあ?)




























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by marucox0326 | 2017-09-06 18:19 | 日々の出来事 | Comments(20)

ジャムはジャムでも

「お土産何がいい?」

出張でシンガポールに居る長男からLINEが入ったのは
ひと月ほど前だったろうか。

わざわざ聞いてくれるなんてなかなか殊勝だこと。
とはいえ特に欲しいものもなく・・・・。

ラッフルズホテルのカヤジャムをリクエストした。



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フルーツで作るジャムとは見た目も異なるが
カヤというのはバンダンという葉っぱのことで、
これにココナッツミルクや卵などを加えて作られる
シンガポールではごく一般的に食べられているカヤジャム。

ラッフルズホテルのものが有名だが食べるのは初めて。

シンガポールを旅した時、このジャムを挟んだカヤトーストは食べたはずだが
ラッフルズホテルのものではなかったし、味もほとんど記憶にない。

いつかは宿泊したい憧れのホテル・・・・・。
私のブログのプロフィール写真はラッフルズホテルの正面を撮ったものだ。



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この色、ウグイス色とでもいうのだろうか。

久しぶりに焼いたフレンチトーストに添えてみたところ
「おっ!久しぶりやん」と思いのほか喜ぶツレ。
もちろんこの発言はフレンチトーストに対してであって
カヤジャムについてではない。
ジャム好きではあるが、こだわりも知識もない彼である。
添えられた一物の存在に気づいているのかいないのか
ドボドボとハチミツを掛けてパクパク・・・・。

「あ・あのね、かけ過ぎでしょ。んでさ、カヤジャムはどう?美味しい?」
「これか?・・・・ああ、あの餅にかかってるやつ?」
「そう、ずんだ餅・・・って違うしっ!これはカヤジャム!!R君のお土産やん」
「ハイハイ、カヤジャムね、枝豆から作った・・・・」
「だから・・・・・。ずんだとちゃうから。カヤやから。」

と、しばしカヤジャムについてレクチャーを始める私。


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実際のところ・・・・
バンダンリーフの香りも高くマロンクリームのような豊潤なお味・・・・・
などと形容されるカヤジャムだが、
確かに豆をすりつぶしたような味といえなくもない。

それに、バンダンリーフの香りといわれても
なにせ見たこともない葉っぱである。
それについては、よくわからなかった。
が、香りがわからないということは
裏を返せば癖がないということだし、甘さも控えめで食べやすい。

まろやかなお豆のペーストといわれて出されたとしても
美味しくいただける感じ。




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無類のカヤジャム好きの方には、誠にもって恐縮至極ではあるが
以上がカヤジャムのお味に対しての正直な感想である。

ただし、好きなテイストであったことだけはまちがいなく
その証拠に既にもう食べてしまっている。

さらに言えば
決して餅の上にかけようとも思わないのでどうかご安心を。



















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by marucox0326 | 2017-09-04 22:56 | おいしいもの | Comments(12)

都会の息遣い。

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お盆休みに、帰省がてらツレと二人
大阪にも寄ってきた。

宝塚の実家までは車で往復し、
今は住む人もなくがらんとした家の中に寝泊まりをして
繁華街に繰り出すときは電車を利用する。
実家は駅に近いのでそのほうが車より便利なのだった。

阪急梅田駅から歩いてお初天神へ。

あれは2年ほど前
私はこの傍にある曽根崎警察署まで
忘れ物を取りに行ったことがある。
梅田の阪急デパートで忘れた傘が、
問い合わせたらここに保管されていたからだ。

当時母の介護で、名古屋大阪間を週一で往復していたとはいえ、
「傘一本、そんなとこまで行かなくちゃならないのか」と
己の粗忽さを棚に上げて恨めしく思ったものだ。



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正式名称は「露の天神社」


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ローマ字で交番、その下に英語でポリス。
この手の表記、なぜかよく見る。


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文楽や歌舞伎でおなじみの「曽根崎心中」・・・・

宇崎竜童と梶芽衣子主演で映画化もされていたなんて知らなかった。



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この門を出てお初天神商店街に向かう。

安くて美味しいお寿司屋さんがあるので
今日の目的はそこである。

でも営業時間きっちりの12時からしか入れてくれない。

ツレの学生時代、よく来たという
懐かしの食堂やらとんぺい焼きのお店やらを横目にぶらぶらと・・・・。


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通天閣あたりにもありそうなお店の看板。
昨今は、関西弁も全国的に認知され始めて
この程度ではもはや観光客も驚きはしないのではあるまいか。


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で、やっと入店。
まずオーダーしたのは鱧の湯引き。

近頃は愛知の飲食店でもメニューに載っているし、
近所のスーパーでも、化石のようにひからびた「鱧の湯引き」なら見かける。

でも夏に大阪の市場や普通のスーパーなどで、
骨切りをして開いた生の状態での鱧が
何匹も並べられて売られているのは圧巻の様である。


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2貫ずつだと種類が食べられないのでまずは特上を。
ウニやアワビもあって私はこれで十分だった。

この日は平日だったので、サラリーマンも続々とやってくる。
ランチもお得なのだ。


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この辺りには「お初天神裏参道」という路地裏が出来て
流行りのバルストリートになっているようだ。

だが、店を出てもまだ蒸し暑い昼下がり。
食後の散歩道にふさわしいかどうかは個人の見解に寄るところながら
アーケードの横に伸びた小路に入ってみる。

当然、小さな軒を連ねた店の殆どは閉まっていて
時折ビールのケースを担いだお兄さんが行きすぎたりするだけだ。
そんなひっそりとした昼間の路地裏は、きっと夜にこそ活気を帯びる場所だろう。
でもだからといって
すっかり人の気配は消されてしまっているのかといえばそうではない。


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ランチ営業をしているエスニック料理のお店や
ハイカラを気取った喫茶店といった風情の店もあって
中で昼食を取る人がいるのだった。

大都会のビルの狭間に確かに感じる生活の匂い。

お蕎麦屋さんから、小さな子供の手を引いて若い母親が出てきた。
その何気ないいでたちを目にしたとき
この猥雑な空間にも、暮らしを営む人々がいることに
たまらない郷愁と愛おしさを感じてしまう。
そんな私は、大阪のミナミの真ん中で育った。

実家の家業は固い商売だったが、大通りに面した場所に店舗を兼ねた家があり
裏手には数軒の小料理屋があって、夕方になると三味線の音色や
酔客の怒声が聞こえてくることもあるのだった。
高校生になると、カラオケを設置する店も出始め
夜自室にいると調子っぱずれの大音声に悩まされた。

勉強なんてできるわけない・・・・・という言い訳は通じなかったが。

当時はテレビのホームドラマに出てくるような、
住宅街に建つこじんまりとしたお家に憧れたものだ。





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「ここに住むの!?ボク」

10年前、京都の大学に進学が決まった次男は、
車も人も往来の激しい河原町通りに面した
古ぼけた小さなビルの中に下宿が決まった時、驚いて言った。

長閑な畑が広がる新興住宅街で育った彼にとって
商業地域の大きな通りに面した場所には
会社や店舗や飲食店はあっても
そこを住居として寝起きする人達がいるなんてことは
にわかには信じ難いようだった。

「お母さんは不思議でも何でもないけどね」




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その後実家は二回の転居を経て
今、私の育ったその家は立体駐車場になっている。



























































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by marucox0326 | 2017-09-04 10:30 | 話の小部屋 | Comments(2)

さよなら夏の日

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「Despacito」(デスパシート)
Luis Fonsi & Daddy Yankee(ルイス・フォンシ&ダディ・ヤンキー)

再生回数46億回(35億じゃないのね)のニュース。
んまあ~この夏、ラジオでも恐ろしく何回も流れていたし
日本でのチャートも上位キープだったもんね。

♪パシート ア パシート スァヴェ スァヴェシート
 Pasito a pasito, suave suavecito)
私もすっかり耳についてしまった・・・・。

J・ビーバーが惚れ込んでリミックスしたのも一因だろうけれど
当初彼のスペイン語が今一つでブーイングされたとか、
ステージで歌詞を忘れたとか
YouTubeでは流暢なスペイン語で城田優君がカバーしてたり、
パパイヤ鈴木さん振り付けで、おやじダンサーズ久々のダンスが見られたり。

ラテン系の音楽は大好き。





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そして、今夏のうっとおしいお天気にだだ下がりな気分に
さわやかな夏の風を吹き込んでくれたのは
カルヴィン・ハリスが豪華アーティストをフューチャーしての「Feels」
(私は「Heatstroke」のほうが好きだが)




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なにせ
音楽好きなアラカンゆえ、一人キッチンで
リゾート感に満ちた陽気なラテンのリズムなんぞ聴いていると
包丁片手に、妙なステップを踏んでしまっていたりするのだった。

そんな夏にぴったりの曲たちもだんだんと似合わなくなってきた夏の終わり。

やっぱり少し寂しいけれど・・・・。

巡る季節に新たな期待を込めて、日々何事もなく過ぎますように。




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来春ブルーノ・マーズが日本に来るらしい。

ロマンティックな甘いメロディに
ちょっぴりエッチな歌詞が彼らしいこのナンバー。

夏の終わりに心に沁みる・・・・。

ヴェルサーチ・・・・・持ってないけどサ。
















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by marucox0326 | 2017-09-03 00:02 | Comments(12)

照る日もあれば曇る日も・・・。そんな日々の戯言です。


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