<   2016年 01月 ( 9 )   > この月の画像一覧

夜中のどんでん返し♪

昨夜、飲み会だったツレが珍しく
名古屋のデパートでチョコレートを買ってきた。

昨夜のご帰還はひさびさの午前様だったので、
今朝渡されて早速お写真を取っては見たものの・・・・。

f0250403_16124254.jpg

窓を開けて思わず空を見上げる私。
フムフム、槍が降ってくる気配はない。

地震雲らしきものも見当たらないし、
今日は朝からいいお天気だ。


f0250403_16130064.jpg
昨夜のU23日韓サッカー決勝戦。

予選から見てきたけれど。
まさか最後にこんな展開が待ち受けているとは。

しびれた~~。
よくぞあの状況から立てなおしてくれたものである。
鈴木武蔵選手の欠場は大きいし、韓国はメンタルも強くて、しかもデカい。
試合開始後、相手はガンガン攻めてきて、後半に入ってもずっと押されぎみ。
正直日本に点が入る気がしなかった。

FW浅野くん、Jリーグチャンピオンシップでサンフレッチェ広島を優勝に導いた一人
苦労人の彼のあの面構えは、絶対何かをもたらしてくれるとは思っていたが
途中出場の切り札といわれても、そんなに簡単なものではないし、
ここまでは結果をだせず、こちらもハラハラしながらの観戦だった。

もうあの3点目には〇§★Σ▼・・・・・・
「行け行け~~ひとりでいけ~~!!」と叫んでたよ、夜中に。
見事なシュートで逆転!!
あとはこの状況をキープするだけ。
相手が大砲を打ちこんでくるときはしっかり体を寄せて守り
カウンターに持ち込んでも無理はしない。
ライン際で踏ん張ってボールを出させてマイボールに。
時間を使ってスローイング。守る守る守る・・・・・
時よ、疾風のごとく走り去れ~。



f0250403_16133875.jpg

優勝おめでとう!!

でもここからがスタート。
リオ五輪に向けてまた熾烈なメンバー争いも待っているし。



サッカーはやっぱり面白いなあ。
























[PR]
by marucox0326 | 2016-01-31 21:00 | 日々の出来事 | Comments(4)

イマドキの息子

週末、夕飯目当てにやってきた次男と
久し振りに話し込む。


ーお写真は全て昨年次男の運転で山中湖に行った時のものー
f0250403_14581823.jpg

昨日の私は夕方バンドの練習があって、
帰宅後慌てて作った夕食は
「お好み焼き」(昼食の残り)
「てんぷらうどん」(残り物のてんぷら入り)
「お刺身」(買ってきただけ)
「ごはん」(タイマー設定で既に炊きあがっている)
「白菜のぬか漬け」(これは自家製)
という寄せ集めなメニューだった。
それらをペロリと平らげて一言。
「アカン・・・ここ来ると太るわ~」

ーほな来るなっー・・・・・・・・・・である。

f0250403_14574861.jpg


彼は今ごろTOEICの試験会場だ。
家の二人の息子は、メーカーに勤務する技術畑のサラリーマンだが
英語は得意ではないとはいえ、ずっと勉強している。

私も1年前から生まれて初めて「英会話教室」と言うものに通いだした。
息子たちが来ると、ツレとは同業のよしみで仕事関連の話ばかりで
いつも私は蚊帳の外だが
今夜は、稚拙な英会話力を1UP(あの生命保険のCMお気に入り)
させたい母親からの相談に耳を傾けてくれたり
音楽や映画に関しては、私から情報を得たいらしく
そんなよもやま話で、しんしんと夜は更けて行くのだった。




f0250403_14584225.jpg

「『ショーシャンクの空に』DVDやっと見たよ。ほかになんかお薦めある?
(かたわらにあったCDを見て)今、何聴いてんの?」

f0250403_14592401.jpg

息子たちはごく普通のどこにでもいる若者だ。
が、オタク気質の母親に似ず、やるのも見るのもスポーツ以外の興味は薄い。
SNS(アカウントはもっているが)は必要最小限でしかやらないしTVも見ない。
本や映画も話題作中心で、ミスチルのライブコンサートにはいっても
洋楽は聞かない、世情にも疎い。

それにしても現代の若者は、洋楽を聞かない子が多い。
ご多分に洩れず我が次男も大学生のころはJポップしか知らなかった。


f0250403_15015521.jpg
ただ・・・・
彼がバスケ一色だった高一の時
初めて買ってあげたクイーンの「ジュエルズ」は結構お気に入りだった。

「We Will Lock You」は
何回も私が歌って覚えさせ、マスターしたっけ。

それから、若者受けしそうなのを見つけては
「こんなのどう?」と聞いてみる。
お友達から聞いて知っているのももちろんあったり
まあたまに私の好みも差し挟みつつ・・・・


ワン・ダイレクション
「聞いてみ」
テイラー・スイフトやマルーン5やアリアナ・グランデやペンタトニックス
「聞いてみ」

f0250403_15041412.jpg

近頃はそんな彼も、洋楽にかなり目覚めてきた様子。

最近の私のお気に入りを薦めて見る。



脳天に来るよね。このサウンド。

で、
前述の彼が手に取っていたCDというのはエド・シーラン。

歌をかじっているものとしては、バンドもいいけどやっぱり
いいボーカリストとの出会いは嬉しい。
しかも音楽性も高く、グラミー賞の行方も気になる
異色の経歴を持つシンガーソングライターだ。

で、家のイマドキの息子
意外にもこのあま~~いラブソングが一番お気に召した様子。






踊っているのはエド本人である。








































[PR]
by marucox0326 | 2016-01-31 16:02 | sing!sing!sing! | Comments(6)

雪降り積もる午後の時間の使い方。

またもや雪の朝を迎えた先日。
家におこもりを決め込む。
私の居住エリアは名古屋市よりは温暖で降水量が少ないが
それでも、その前の水曜日も午前中は積雪と吹雪で車が出せなかった。

買物はしてあるし、こんな日は読みかけの本を読了するチャンスだが
TVをつけたらCSチャンネルでやっていた映画が面白くて
くぎ付けになってしまった。

「ジョン・デリンジャー」(1973年アメリカ/ジョン・ミリアス監督)


f0250403_23404773.jpg


大恐慌時代のアメリカ中西部で
銀行強盗として犯罪史に名を刻んだ男の話である。
この映画は初めて見た。
荒涼とした田舎町と安酒場、ギャング達は皆むさくるしく、イケ面はまずいない。
彼らは銀行を襲い、銃撃を繰り返し、仲間は次々と死んでいく。
ヴァイオレンスの程度はサム・ペキンパーほどでもなく
1968年製作の「俺たちに明日はない」のムードも併せ持つ。
時代背景は、そのボニーとクライドが銀行強盗を繰り返していたころと同じなので
劇中彼らが死んだというのを聞いて、「あんなガキども・・・」という科白もでてくる。

時は1930年代、鮮やかに大金をせしめ
しかも一般人の金は取らずに逃げる、そんなギャングの存在は
庶民にとっては痛快きわまりなく、暗い時代の憂さ晴らしにもなっていた。
ジョン・デリンジャーもまた少年のころからずっと銀行強盗に憧れて
後ろめたさのかけらもない。しかし新聞を賑わせる点ではボニー達と同じでも
スター気取りの若造たちとは違うのだというプライドを垣間見せるシーンだ。

デリンジャーについては三度映画化されていて
最新版は「パブリック・エネミーズ」(2009年アメリカ/マイケル・マン監督)
ジョニー・デップがデリンジャーを、彼を追うFBI捜査官メルヴィン・パーヴィスを
クリスチャン・ベールが演じている。
私は見ていないが、キャスティングと大まかな内容を見ただけで
1973年版とは明らかにスタイルが違うのはわかる。



f0250403_23545673.jpg



対してこちらは
ウォーレン・オーツのデリンジャーとベン・ジョンソンのパーヴィスである。
サム・ペキンパー監督の「ワイルドバンチ」の二人だ。
あの映画でまず浮かぶのは
アーネスト・ヴォーグナインのちょっと暑苦しい目をひんむく演技と
(「ウィラード」・・・・・悪役がはまってたなあ。
「ポセイドンアドベンチャー」・・・・若い奥さんを死なせて嘆き悲しむ哀れな役どころ
何もステラ・スティーブンスまで死なせなくてもと思ったものだ。あのギョロ目が印象的)

ウィリアム・ホールデンの老けぶりに愕然とした。
ペキンパー作品って、まるでマヨネーズのチューブを押しだしたときのように
血潮がピュルンビュルンと噴き出すんだよね。


話を戻そう


チャールズ・ブロンソンを少し愛想良くしたようなウォーレン・オーツは
どこまでもオッサン臭く、かっこよさには程遠い。
その愛人ビリー役は、あのママス&パパスのミシェル・フィリップス。
初めてデリンジャーと酒場で出会うシーン。
彼女のアップを見た時にはちょっとびっくり。
もっとキュートなイメージだったので、こんな地味な顔だったかしらんと。

同じギャングの愛人役でも、ボニーを演じたフェイ・ダナウェイは
フレッシュで切なく愛おしくおしゃれでさえあったのに
かたやビリーを演じるミシェル・フィリップスは、少々やさぐれた感じ。
でもひたすら男を想う哀しい姿は、まだ駆け出しだったダナウェイにはない
30代だからこそ滲み出る色香となって
二人の刹那的な関係の中に漂っていてやるせなかった。

f0250403_19322795.jpg

ある日、ベン・ジョンソン扮する捜査官パーヴィスは
一人の若い女性と、数組の紳士淑女たちに囲まれながら
高級そうなレストランで食事をしている。
そこへ逃亡中にもかかわらず
めかしこんで(あばずれ感満載のビリーのドレスがダサい)
堂々とやってきたデリンジャーとビリー。
離れたテーブルではあったが、その二人を見つけて驚きながらも
彼らにシャンパンの差しいれをするようにボーイに言い渡すパーヴィス。
「今は婚約者と食事中なので、今回は見逃す」と走り書きしたカードを添えて。

ええ~~婚約者やったん?どう見ても親子ほど違う・・・。

そして逃亡する犯罪者というのは、危険を顧みず必ず故郷を訪ねるものなのだ。
デリンジャーもまた、追われる身でありながら実家に帰る場面がある。
父親は「お前のやっていることを許しはしないが、まあ家に入れ」と招き入れる。

たしか「俺たちに明日はない」の
フェイ・ダナウェイ扮するボニーもお母さんに会いに行った。
彼女は母親と抱き合って別れるのだが
科白はなく牧歌的な映像でだけ見せる好きなシーンだ。

f0250403_19324030.jpg

実在した彼らの年齢は、20代後半とか30代。
それをこの渋すぎる二人が演じている。
仲間のギャングたちも、まだ無名のころのリチャード・ドレイファスや
スティーブ・カナリーはともかく、総じて疲れた表情のジジむさい連中ばかり。
「スティング」とか「俺たちに明日はない」とか「明日に向かって撃て」のような
痛快さや、眩しい若さや、瑞々しい青春の息吹きみたいなものはここにはない。

殺風景な土ぼこりが舞う荒野の大地を背景に
FBIに追い詰められて
虫けらのように撃ち殺されていくギャングたちが
描かれているだけなのだけれど。

こういうタイプの映画は久し振りだったので
なかなかにいい時間を持った思いだった。

70年代夢中で見ていた
TVの洋画劇場でのアメリカン・ニューシネマの数々が
頭に浮かんでは消えて行った・・・・。




f0250403_19365296.jpg






[PR]
by marucox0326 | 2016-01-29 20:26 | 日々の出来事 | Comments(4)

夜咄つれづれ。

名古屋人がこよなく愛す

f0250403_23415013.jpg



海老ふりゃ~だなも。

私が結婚して名古屋に(新婚時代は名古屋市在住)行くと言ったら
友人たちに一様に言われたこと、それは
「海老フライ」名古屋MVF(Most Valuable Food)説。
当時、「大いなる田舎」と揶揄された名古屋。
その名古屋人気質のいくつかを広めたのはタモリ氏だったと思う。
たとえば、名古屋人は海老フライより美味しいものを食べたことがない
とかなんとか・・・・。
それを逆手に取ってか、愛知エリアには
巨大海老フライを売り物にするお食事処がいくつかある。

でも、嫌いな人っているのかしら?

子供のころ、
運動会や遠足のお弁当に入ってたりしたらとっても嬉しかったものだ。
から揚げやハンバーグももちろん美味しいには違いないが
ちょっと格上な気がするのは私だけ?




f0250403_00005920.jpg

ごぼうのスウプ。

セロリ、玉ねぎ、にんにくも入っている。
香り高いごぼうと濃厚な生クリームとの相性もいい。
真冬に最適なメニュー。


f0250403_19172327.jpg

いただきものの「あきひめ」
「苺一笑」なんてネーミングもなかなか・・・・。
ブログのタイトルにしたいくらい。


f0250403_19180482.jpg

私が子供のころは春に出回るものだったけれど
いまは年末から2月にかけては
クリスマスケーキやお正月用としての需要を見込んで
高級品種がよく売られているようだ。

そしてこれからはバレンタインデイですな。

今年もまた5000円や10000円もする高級チョコレートが
飛ぶように売れる日がやってくるのか・・・。
最近は、和菓子メーカーも参入して凄いことになってきているけれど
義理チョコは廃れ、友チョコから自分チョコへと
まわる~まわるよ時代は廻る・・・・・。

いつだったか戦場と化した2月初旬のデパートで
TVのインタヴュアーに、にこやかに応じる若い女性が言っていた。
「義理チョコは500円からせいぜい700円くらい。
自分へのご褒美に、6000円の、〇§Σ◆★(何やら高級ブランドの名前)
のチョコレートを買う予定です。ムフッ」

自分のために買うのなら、別にわざわざこの日でなくてもいいわけだけれど
この期間になると、地方では手に入らない外国の高級ブランドが
それを作るガイジンパティシエ氏とともに、満を持して
大挙各デパートにやってくるのだから、まあ大変。

去年のやはり今頃、ランチタイムを過ぎたころだったと思うが
デパートのレストラン階の、とある和食屋さんで、
白衣のパティシエスタイルそのままの外人さんが
背広姿の日本人数人と、そば定食みたいなのを食べていたのを思い出す。


あら、いつのまに「海老フライ」から「バレンタイン」に?
なんだかとんでもなく着地点が離れちゃった。



f0250403_19444468.jpg

いずれにしても
賑わうチョコレート売り場に
きっと今年も行くんだろうなあ・・・。

誰がって?

もちろんそれは誰あろうこの私。
海老フライは尻尾の中味も食べちゃう食いしん坊で
筋金入りのミーハーですから。





























































[PR]
by marucox0326 | 2016-01-18 23:02 | ひとりごと | Comments(4)

星になった二人

奇しくも同じ年齢、同じ病、同じイギリス人。
衝撃的なデビッド・ボウイ氏の死から数日後
英国俳優アラン・リックマン氏が亡くなった。

「映画ハリーポッターシリーズのスネイプ先生死去」
そんな文字がネットニュースに踊っていたけれど、私は映画の方は見ていない。

f0250403_02072753.jpg

「いつか晴れた日に」では
愛する人を見守るだけの不器用な大佐役。
野原で摘んだ花を持って彼女の家を訪れるのだが
若くてハンサムな青年貴族に夢中な彼女にツレなくあしらわれる。
ま・最後には結ばれるんだけれど・・・。

「ラブ・アクチュアリー」では
夫婦の倦怠期にさしかかったころに
若い部下の誘惑につい浮気してしまう会社経営者役。
おトボケぶりが憎めない。

「パヒューム・ある人殺しの物語」では
いとしい娘を猟奇的殺人鬼から必死で守ろうとする裕福な商人。
そのかいもむなしく最後に娘は・・・・。


f0250403_23485571.jpg

彼を最も印象づけるのはあの独特な声。
そしてどちらかといえば外国人離れ(!?)した渋過ぎる面立ち。
知りあいに似た人がいる。

現代劇よりコスチュームプレイの方が似合っている気がしていた。
しかしそんな思いを覆したのが
2001年公開の「シャンプー台の向こうに」と言う映画だ。


f0250403_02170422.jpg

彼が演じるのは、かつては名うての美容師だったが
浮気して妻に去られ、いまはヨークシャーの町で、
美容師を目指す息子と小さな理容院を営むうらぶれたオッサン。

その妻がある日、町で開催される「ヘアードレッサー・コンテスト」出場を
誘いにやってくる。無論断るオッサン・・・・
しかし彼女にはどうしても皆で出たい訳があった。

決してかっこよくはないこのオッサンが
本気でハサミを持つと俄然目つきが変わる。
アラン・リックマン、思いっきりはっちゃけて演じていて
意外な一面を見た思いだった。

「ヘアードレッサー・コンテスト」に出場することで
再生していく家族・・・どこか「フル・モンティ」を思い起こさせる話の展開。
道理でというか、改めて調べたら脚本家が同じだった。
ばかばかしくてほろりとさせて、皮肉のスパイスを利かせることも忘れない
まさにイギリス映画らしいハートフルコメディだ。

共演陣も素晴らしい。
浮気して出て行った妻役のナターシャ・リチャードソンは
バネッサ・レッドグレイブの長女で口元が良く似ている。
映画の中では病に冒されている役だが、悲哀さを表に出さず
むしろ無神経なくらいの態度でコンテスト出場を迫るのだが
笑顔がキュートで可愛くて、とても魅力的に演じている。
(彼女もまた数年前不慮の事故で亡くなっている)

彼女の浮気相手はレイチェル・グリフィス(つまり二人はレズビアン)
「ミュリエルの結婚」も「本当のジャクリーヌ・デュプレ」も「日蔭の二人」も
とても良かった・・・・好きな女優の一人である。

息子役のジョシュ・ハーネット君はこのころはまだ初々しい。
優しさの中に少し愁いをにじませた瞳で、幼馴染みであり
父の宿敵美容師の娘である少女に恋をする。

そしてその宿敵美容師を演じているのが、ビル・ナイ
イギリス映画に欠かせない名脇役も仇役ながらかっこいい。

f0250403_01565226.jpg

果たして優勝は・・・・・?

期待通りのエンディングではあるが
夫婦は元の鞘には収まらないし
息子の恋の行方は曖昧に終わり
余命宣告を受けた妻の運命を変えることはできない。
そんなほろ苦い余韻を残しながらも
やっぱり心が暖かくなるストーリー。
この映画のアラン・リックマンにもう一度会いたいと思った。。

どうかやすらかに・・・・。


















[PR]
by marucox0326 | 2016-01-17 02:48 | 日々の出来事 | Comments(4)

新春「くだらない話」

少し前の平日の夕方
大阪から乗った電車はほどよく込んでいた。

私は扉側に凭れるように立って
夕飯のメニューについてあれこれ頭を巡らせていた。

やがてホームに滑り込んだ列車のドアが開くと
「カモンベイビー」と言って私の前をすばやく降りて行った男性がいた。
ぞろぞろと何人かの男女が降りたのだから
私にではなく連れの女性に言ったのかもしれない。
とっさのことだったし・・・・ってそういうことではない。

あきらかに男性の見た目は西欧人ではなさそうだったのに
なんでこの場で「カモンベイビー」?
しかし彼が日本人だという確証もない。
息子の英会話の先生は大和撫子のようなたたずまいのフィリッピーナだ。
さらに言えば、たとえ彼がまぎれもない日本人だったとしても
「まっさか英語しか話せない日本人なんているわけないじゃ~ん」
とは断定できない。

もしかしたら、普段から口癖のように、ことあるごとに
「カモンベイビー」とか「ハニー」とか言っているのかもしれない。
最近は、ビジネスの場面でのカタカナ英語、更に略されて
「オンスケ」「リスケ」に「エスカレ」などもはや英語とはいえないこれらに比べ
「カモンベイビー」のなんとわかりやすいことよ。。。。。。

いやそれよりも
そもそも英語圏の人たちはこんな時「カモンベイビー」なんていうか????

結局私は
世の中にはいろ~んな人がいるものなのだ
と言う結論に達するほかはなかった。
この納得に至るまでに少々時間を要したことに
爪ほどの罪悪感もなかったが、取りあえずこれ以上
この謎に立ち向かうのはやめることにした。





f0250403_22501029.jpg


だがしばらくたって思いなおした。
彼はたぶん「鴨なべにしよ」とひとりごちただけなのだと。



f0250403_22503101.jpg


でも
明らかに男性の見た目は作業着姿だったのだ。
なんでこの場で「鴨なべ」?
キヨシローじゃあるまいし。
(忌野清志郎にそういう歌がある)


私にはすっかり「カモンベイビー」が憑りついてしまったようだった。





































[PR]
by marucox0326 | 2016-01-13 01:02 | ひとりごと | Comments(10)

酔いどれ詩人に癒されて・・・・。

f0250403_17020354.jpg

お酒が飲める人を羨ましいと思う夜。
つまりちょっとばかりへこんだ夜。

聞きたくなる歌声は、トム・ウェイツ。


f0250403_17034803.jpg
美しいピアノの旋律と
相反するように
たばことお酒で潰したかのような
27歳とは思えない、しわぶきvoice。


誰も見咎める者もいない一人きりのリビングで
涙がとめどなく溢れて来ても、拭う必要もない。
仄暗いランプの灯りの下で、そのダミ声が
とてつもなく優しく暖かく胸の中に沁みわたる。



f0250403_17144408.jpg


電話口の母はある人間に対してとても怒っていた。

電話をかけるのはいつも私。
つじつまの合わないストーリーを
語られるのにも慣れっつこ・・・・のはずだった。

少しずつ脳の回路が壊れて行く母はしかし
まだまっとうな理解力も十分備えている。
完全に「おかしな人」になってしまってはいないことが
相対する立場の人間を困惑させる事がしばしば起きる。

認知症といえども、そんな気配を感じさせない様子で
真実と作り話がないまぜになった被害妄想に付き合わされると
声を荒げてしまう未熟な自分がいる。
離れているときは悲しくてしかたがないのに。

残酷な神様のこのはからいは
きっと介護者の人間性を問うているのにちがいない。

遠距離介護に頑張る娘・・・・ただ仕事のようにこなしているだけなのに。
偽善的な自分が嫌になって、そっとトムに助けを求めた。



f0250403_17385133.jpg

澄んだ冷たい冬の空の下
ひとしれずやり切れない思いに、やりばのない悲しみに、
じっと耐えているあなたにも聴いてほしい。















[PR]
by marucox0326 | 2016-01-11 18:05 | sing!sing!sing! | Comments(8)

「注文の多い料理店」ならぬ・・・・・。

お正月の飲みすぎ食べすぎで
ガ〇ター10のお世話になっておられるやもしれぬ
愛すべき健啖家の皆さんも
そろそろ松の内も過ぎるころ・・・・・・。
(地方によっては15日というところもあるようだが)
またぞろ美食の夜が恋しいころではありますまいか。

それとも
いやもうすでに新年会が目白押しで
ダイエットもままならない日々の真っ最中
などとという方もおいでかもしれない。


f0250403_16161212.jpg


おせちに飽きたというよりは、
おさんどんに明け暮れたmarucoxシェフを労わってくれてか
4日の夜は外食を提案してくれたツレ。
長男夫婦とベイビーは、事情があって帰省できなかったので、
次男と我々の三人ならば場所も選ばないし
どこか気楽に飲めて、歩いてぶらりと行けるところを探す。
しかし、頼みの近くの居酒屋(安くておいしい)は、7日まで休み。
次に、かねてから行きたくて機会を窺っていた居酒屋も休み。
回転ずしのお店はきっと並んでいるだろうし・・・・・。

結局、最近出来たイタリアン・レストランを予約。
改まったお出かけディナーとなった。





f0250403_16320266.png


ー前菜ー




f0250403_16165663.jpg

ー三種類の肉を使ったラビオリー
三種類が何だったか失念。

年末にも確か次男と私はイタリアンでランチだった・・・・・。
彼は京都の大学生時代、3年近く烏丸のイタリアンでバイトをしていたので
ワインとパスタには一家言ある、というかなかなかうるさい。

f0250403_16173178.jpg


ツレの選んだパスタの名前も覚えていない。



f0250403_16171385.jpg

ワインもバイト先で随分試飲させられて覚え、
ツレより詳しいので、次男にご託宣願った。
この前に白のスパークリングをグラスで飲んでいる。
運転手用にノンアルの同じものもあったので私も一緒にかんぱ~い。

それにしても
これでは銘柄もわからないよね。

お酒も入っていないのに
撮影者失格だョ。

f0250403_16175482.jpg
ー牡蠣のフェットチィーネ・クリームソースー

大ぶりのカキだった。やはり定番メニューははずれがない。

f0250403_16182935.jpg
ーなんたら鹿のほにゃらら~-
(全く覚えていない、ゴメンナサイ)

ツレは海外出張で、ジビエを何度か経験しているが
美味いと思ったことがないらしい。
決して短くはなかったツレの出張期間
「郷に入れば」ということがあるだろうに。
狩猟民族ヨーロッパの人々にはあの獣臭さも冬のごちそうと聞く。
それに海外に行くことが当たり前になった現代では
美味しく食べる日本人もたくさんいるだろうに。
情けない奴である。

なんてえらそーに言う私はしかしというかやはりというか
もちろん得意分野ではない。

そんな父親に次男が、「これ注文しようよ~~僕も食べたいから~~」
と言うので、根負けしたツレはオーダーしてしまった。
注文して~と親にすがるこの人、既に社会人にして三月で27歳である。

で、この鹿ちゃんだが
これが臭みもなくまことに美味だったのだ。
赤身肉大好き子の私も美味しく一口頂戴した。
現金な奴である。




f0250403_16323077.png

ちゃっかり次男のオーダーは「鯛のポアレ」

f0250403_16181195.jpg
ー豚の何ちゃら、ホーレン草ソースー
自分のメイン料理もしっかり覚えていない。

あとはデザートとコーヒーだが、結構話し込んでいたのでお写真はない。
次男はまたまた研修で1月からしばらくは愛知県に戻ってくる。
洗濯物を手土産に!?栄養補給目的で
週末実家へ帰って来るのは目に見えている。
すでに預かったスノーボードが板間にデンと居座っている始末だ。



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・



ワインは進めど、食べるものがなくなってしまい
さて・・・・何かつまむものが欲しいらしい。

だが店側からすれば三が日明けの営業である。
当然のことながらお正月のメニューのみでアラカルトはない。

ウェイターを呼びとめて「何か作れます?」と聞いてみるが、
困惑の笑みで厨房に行った彼、戻ってくる気配がない。

f0250403_16163252.jpg

都会の真ん中にあるレストランならいざ知らず
おとなしくコースを食べたらさっさと帰るお客が多いのに・・・・。

「チーズか、パンぐらいあるんちゃう?」
「いや自分たちの分しかないやろ」
「メインを一皿頼むとか」
「そこまではいらんよな」
「ナッツとかトマトのスライスとかその辺でええねん」

やっかいな客だよ・・・・・ったく。

「でもやっぱ、一時でも飲食に携わってたもんとしては
お客の要求に応えられんようではプロやないと思えへん?」と私。

「せやね」と2人。

なんて気儘な会話をつまみに飲んでいると・・・・・

f0250403_16184476.jpg
運ばれてきた、チーズのプチ盛り合わせ。

「こんなものですが・・・・」
「いやいや充分です。ありがとう」

「さすがプロやねえ」


f0250403_18043648.jpg

ところで
次男がバイトしていたイタリアンレストラン。
京都らしく、旦那衆のご常連さんもいらして
そのうちの一人に、彼は何でか〇君〇君と気に入られ
プライベートな話を聞かれたり、随分可愛がってもらっていたらしい。
そんな話は当時から聞いていた。
そういったお客さんには、特別メニューや裏メニューも当然あっただろうし
少々難しいオーダーにも応えていたらしいことも。



「でさ、ある時、鮭茶漬け作ってって言われてさあ」
「?!」
「ま・当然、お出ししたんだけど・・・・」




「プロやねえ・・・・・てかわがまますぎるやろ~~~」



















[PR]
by marucox0326 | 2016-01-09 19:02 | おいしいもの | Comments(6)

年女でごザル♪

2016年の幕開けを
つつがなく迎えられた皆様。
ご挨拶がこんなに遅れ申し訳ないでごザル。


「いまさら感」満載ではごザルが
marucox、ニューイヤーズイブから頑張ったよ。

f0250403_21061198.jpg

母宅でおせちを作り、
ローストビーフや、有頭海老の甘辛煮や
鴨の治部煮風や、オードブル盛り合わせアレコレ
沢山作ったのでごザルのよ~、いやホンマ!!

Trust me!!!

ああ~なのにお写真がこれだけって
悲しすぎるやん。


f0250403_21060051.jpg


舞台裏でごザルよ。
こんなの載せて「枯れ木も山の賑わい」なんて
いうつもりはないけれど、
いったいどこ行ってしもたん?お写真は。






f0250403_21062560.jpg

お煮しめ7人分。

もちろん「お雑煮」も作ったのである。
お写真という証拠はないけどサ





f0250403_21213875.jpg




年頭からショボイ記事ではごザルが
今年3月にはワタクシいよいよ還暦である。キャッ!

とにもかくにも走り出した2016年
スペシャルな良いことは望まない。
だから・・・・・
辛いことや苦しいこと悲しいことはどうか最小限にお願いしたい。

そして穏やかで平和で優しい気持ちで、
いつもいられますように。

皆様、こんなんで始まっちゃったけど
今年もよろしゅうに・・・・・でごザルョ。























[PR]
by marucox0326 | 2016-01-08 23:38 | ごあいさつ | Comments(10)

照る日もあれば曇る日も・・・。そんな日々の戯言です。


by marucox
プロフィールを見る
画像一覧