お日様と雨

今日も雨か・・・・と朝起きてげんなり。


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でも優しい雨ならば、この歌を歌ってやり過ごそう。

雨が空から降れば、オモイデは地面にしみこむ
雨がシトシト降れば、オモイデシトシトと滲む。
「雨が空から降れば」
作詞*別役実 作曲*小室等

昔、演劇少女の端くれだった私は新劇の舞台をよく見た。
別役実翻訳のベケットとかも見たなあ、わかりもしないのに。



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黒いコーモリ傘をさして
街を歩けば
あの町は雨の中
この街も雨の中
電信柱もポストもフルサトも雨の中


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昨日も降ったリ止んだり・・・・。

我が家の近く
行きつけの若いご夫婦が営むパン屋さんで
その日は食パンとバゲッドを買った。

レジで対応してくださったご主人は
明日の天気を気にしておられた。

「明日、渓流釣りに子供と行くんで・・・・でもこの天気じゃなあ。
この前も一匹も釣れなくってね。調味料やコンロも(車に)積んで出かけたのに。
子供とカップラーメン食べて帰ってきましたよ。もう明日は絶対に何とかしたい。
雨でも行こうと思ってるんですけどね。」



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昨夜は月も姿を見せてはくれず、
そして今日も、お日様のご機嫌はよろしくない。
厚いグレーの雲のカーテンに身を隠したまま
やがて日も暮れ、もう一日が終わろうとしている。

日本の民話だったか、うろ覚えなのだが
「ネズミの嫁入り」というお話がある。

たいそう美しい娘を持つ父親ネズミは、かねがね娘を
世界で一番偉い人のもとに嫁入りさせたいと願っていた。
そしてそれは「お日様」に違いないと考え、娘を貰ってくださいと頼みに行く。
しかし「お日様」は、雲がやってきたら自分は姿を隠されてしまう。
だから雲にはかなわない、自分よりも雲のほうがよっぽど偉いと言って。。。。。

結末は、ご存知の方も多いと思うので
ネズミ娘が、理不尽な嫁入りを強いられず
至極真っ当な幸せを手にしたとだけ言っておこう。

そんなお話をふと思い出しながら
パン屋の親子を想った。




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釣果はいかに・・・・。

小さな子どもたちは
今日はカップヌードルを食べずに済んだろうか




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しようがない、雨の日はしようがない。
公園のベンチで一人
おさかなをつれば
おさかなもまた・・・・・雨の中。

特にこのフレーズが好き。


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今にも泣きそうな空模様の一日ではあったが
今日はこの地域、取り合えず降られずに済んだ。

でも来週も断続的に雨が降り
当分「お日様」は拝めそうもないらしい。

















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# by marucox0326 | 2017-10-14 22:25 | 話の小部屋 | Comments(11)

照る日もあれば曇る日も・・・。そんな日々の戯言です。


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