2017年 04月 11日 ( 1 )

桜にまつわるエトセトラ #1

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日曜日の昼下がり、ようやく晴れ間が見え始めたのを機に
「行くぜっ、お花見!!」
と今回は私の一言に、ツレも快諾。
思い出が一杯(歌のタイトルか!?)の某所へ向かう。

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名古屋市で桜の名所といえば
ここ山崎リバーサイド。

新婚時代の数年間、私たちはここからほど近い場所に住んでいた。
そのころから引っ越した今に至るまで、毎年お花見にはここを訪れている。

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川に向かってびっしりと植えられた桜の木々。
先日ラジオでユーミンが、桜に一番似合う背景は
お城だとお話しされていた。
そのことに異論があるわけではない。

ただ、私は水辺に向かって延ばされた枝や、
水面に映し出されたその姿、
花弁が水に浮かんで帯のように吹き溜まりになっている
(花筏という季語があるが)そんな様子が大好き。

それは、ツレの故郷の兵庫県西宮市の夙川の桜や
生まれ故郷である水の都大阪の、
都会のビルを背に川沿いに咲く桜などに
慣れ親しんできたからかもしれない。


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この辺りは閑静な高級住宅地なので、
桜のトンネルの下、川沿いの遊歩道をそぞろ歩くと
お洒落で品のいい初老のご夫婦に出会ったり
また、犬を散歩させている人たちにもよく出くわす。

私たちも以前ゴールデンレトリーバーの♀を飼ってすぐのころ
子供たちとそのお友達、5人と1匹で来たことがある。



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子犬なのに随分歩かせてしまって、
駐車場までの帰り道、交代で抱っこして歩いたっけ。

そしてまた、こんなこともあった。


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中高生のころの息子たちは毎日部活漬けで忙しく
試合観戦以外に家族で出かけることは稀になったが、
急に何故だか練習が休みとなった週末の春の宵、ならばと
夕食のレストランまで予約して、夜桜見物にここへ来たことがあった。

その夜、殊の外浮かれていたのは誰あろうこの私。
なのに・・・・


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そんな時に限って予測もしないことが起きるもので、
携帯電話が突然鳴った。

4歳に成長した我が家の「お転婆娘」が家の庭から脱走し、
隣家の庭に立ち入ったらしく、「捕獲したよ~、預かってるよ~」
との旨の電話を、隣家の奥さんからいただいたのだった。

律儀な我々はすぐさま帰路に就いた。
かねがね行きたくてようやく予約が取れた中華レストランをキャンセルして・・・・。



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ここでの懐かしい思い出はどれも
どこか甘酸っぱくほろ苦くて
ほんの少し胸がチクリとなる。

花に罪はないけれど
進学や就職、転勤や引っ越し、出会いと別れ
そんな時期に花を咲かせるせいで
桜には切ない思い出が付きまとうという人は少なくないだろう。

例えば、すべての受験を終え進学先が決まっても
ぬぐい切れない後悔の念を何とか打ち消して
前を向こうともがいている最中の若者にとっては
この美しい光景は少々残酷に映るかもしれない。

でもその痛みは今だけのもの。
いつか幸せな気持ちで見上げる桜にきっと出会えるはず。

樹齢100年を超えようとも
その老木に若々しくも健気に花を咲かせることの奇跡を思えば、
人生の一時期の小さなつまずきなんて
かすり傷にすぎないのだから。



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by marucox0326 | 2017-04-11 00:52 | お出かけ | Comments(8)

照る日もあれば曇る日も・・・。そんな日々の戯言です。


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