あかね雲キレイ♪
2024-03-19T11:42:01+09:00
marucox0326
照る日もあれば曇る日も・・・。そんな日々の戯言です。
Excite Blog
観てはいないけれど
http://marucox326.exblog.jp/33906930/
2024-03-19T11:07:00+09:00
2024-03-19T11:42:01+09:00
2024-03-19T11:07:40+09:00
marucox0326
スクリーンの向こうに
普段映画館にあまり行かないシニアの方々にも評価が高い。
かく言う私は、そんなポスト(エキサイト以外も含め)
を読んでいるうちに、すっかり観た気になってしまった。
そしてサントラに興味が沸いて調べてみたら
俄然それらについて書きたくなった、観てもいないのに(笑)
そう、映画は見てないから感想は書けない。
でも使用された曲はほぼ知っている。
だからそれについてあれこれ書いても、
禁忌を冒したことにはならないよね(笑)
音楽好きなら「PERFECT DAYS」というタイトルから
直ぐ連想されるルーリードのナンバー、「Perfect Days」
そしてA.ウォーホルがプロデュースしたルー・リードのバンド
ヴェルヴェット・アンダー・グラウンドの「Pale Blue Eyes」
この二曲の選曲が素晴らしい。
ルー・リードと言えば、酒乱でジャンキー、60年代ロック界の帝王であり
過激な言動でも知られるが、繊細に言葉を操る詩人としても知られている。
穏やかで優しい曲調は誰にでも受け入れられやすく、
けれど、だれもが知るほどでもないこの二曲を
選曲した時点で、監督の音楽の好みがわかるというものだ。
ヴィム・ヴェンダース監督は、哲学や詩作を学んだ人で
彼の作品「パリ・テキサス」「ベルリン・天使の歌」もまた
詩情に満ちた映画だったし、キューバ音楽に魅せられて作ったいう
ドキュメンタリー「ブエノスアイレスソーシャルクラブ」にも
彼の音楽の造詣の深さを感じる。やっぱ、良い劇映画は
音楽の良し悪しにかかってるから、その意味でも
「PERFECT DAYS」は成功しているんだろうね(観ていないけど)
以下はサウンドトラックリスト。
The Kinks 「Sunny Afternoon」
The animals 「House of The Rising Sun」
The Rolling Stones 「Sleepy City」
Van Morrison 「Brown Eyed Girl」
Patti Smith 「Redondo Beach」
これら60年代の英米ロックの名曲に混じって
ソウルフルな Otis Redding 「The Dog of The Bay」
Jazzの名曲 「Feeling Good」はNina Simoneバージョン
どれも有名どころだが、その中に唯一、日本の曲
金延幸子「青い魚」が選ばれている。
この人、誰だろうと思って調べてみると、
彼女は、大阪出身で70年代初めにデビューしたフォークソングシンガー、
その後アメリカにわたり、ミュージックシーンから遠のいていたが
90年代半ばに復帰、この「青い海」は細野忠臣がプロデュースとある。
ならば私も高校生のころ、彼女の声を聴いたことがあるかもしれない。
アニマルズの「House of The Rising Sun」は
日本語で石川さゆりが歌っているとか。わっそうなんだ!
「朝日のあたる家」という邦題で、すごく流行ってた高校時代。
明るいイメージを思い浮かべるかもしれないが、
曲調の暗さと同じく、houseは娼館を思わせる内容で暗い。
YouTubeでその場面が少しだけ見ることが出来た。
さすが、カラオケを使わずズバリ彼女の歌にしていて引き込まれる。
もっと聞きたいくらいだった。
「パンクの女王」パティ・スミスについては、さほど詳しくはない。
サム・シェパードやロバート・メイプルソープほかの男性遍歴は
知っているが、彼女の曲は特に好きでも嫌いでもなかった。
でも今回、改めてアルバム「Horses」を聞いてみると
悪く無いなと思い始めている・・・・・それにしても
ALSで亡くなったサム・シェパードは大好きだった。
ヴェンダース監督の「パリ・テキサス」の脚本は彼の手による。
本人は劇作家が本業と言うが、「天国の日々」の若き彼は
主役のギア様よりずっと素敵だった。
ラストシーンにはニーナ・シモン「Feeling Good」を持ってくる・・・・か。
大分前にブログに張り付けたのは、マイケル・ブーブレの歌唱だった。
彼女も最高。ヴェンダース監督のセンスにうなる。
しつこいようだが、映画は見ていない。
それなのに歌詞とサウンドと映画のイメージが頭の中でシンクロして
木漏れ日がふりそそぐ優しい音の世界の中の東京の公園を想う。
観てもいないのにね。
でも観てもいないからこその映像が頭に浮かんでくる。
だからどうか、「観てもいないくせに」とは言わないで(笑)
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二人のヤな女
http://marucox326.exblog.jp/33895032/
2024-03-14T15:47:00+09:00
2024-03-14T15:47:52+09:00
2024-03-14T15:47:52+09:00
marucox0326
スクリーンの向こうに
たいていは上品な微笑みの中にその本性を隠して生きている。
と、その一人である私は思うのだ・・・ムフフフ。
で、本年度米アカデミー賞主演女優賞にノミネートされた
アネット・ベニング演じるダイアナ・ナイアド
(作品名は「ナイアド―その決意は海を越えるー」)
彼女は自分第一主義で自己肯定感が強く
空気読めない系、勝気でアグレッシブな女性だ。
しかしながら劇中、見てる方がイラっとしてくる人物でもある。
日本人の心情からすると・・・・・。
う~ん彼女もいわゆる「ヤな女」なのか・・・・・。
画像はお借りしました
ダイアナ・ナイアドは64歳でキューバーフロリダ間、177Kmを
不眠不休で泳ぎ切った実在のスイマー。
映画では、その達成までの彼女の飽くなき挑戦を描く。
「その決意は海を越える」なんて副題に、感動的なストーリーを思わせるが
私には、沢山の人のサポートーひと言では言い切れないくらいの援助と時間ー
を得て打ち立てた「偉業」という名の一個人の我がまま物語に思えた。
遠泳で名を馳せたダイアナは、すでに十分に名声を得ているが
60歳を過ぎても、だれもやったことのない記録への挑戦を夢見る野心家だ。
しかし挑戦といってもそれは一人でできるものではない。
お金や時間、マンパワーは勿論、整備、機材,伴奏船舶など物が要る。
つまり多くの人の助けが必要であり、そこには確固たる信頼が
お互いの間に築かれていなければならない。
早速、彼女と生活を共にするボニー(ジョディ・フォスター)他、
並走するボートに乗って泳者を常に見守り、天候や海の状況をチェックする
その道のスペシャリスト達が集められる。
ダイアナ自身の訓練ももちろん行われるが
彼女はただ泳ぐだけではない
摂食や排せつは海中で行わなければならず
何があろうとボートに上がれば失格である。
海中で自ら着用しなければいけない
ー刺されれば死に至る毒クラゲから身を守るスーツー
を着た姿は、仮面ライダーに立ち向かうショッカーそのもの(笑)
サメもいれば、荒れやすい危険な海域と言われる
フロリダ海峡を泳ぎ切るため、そんな悪条件など
彼女は意にも介さず、死にそうな目にあいながらも
無邪気に自分のやりたいことだけに向かって突き進む。
かなり老けたけど、やっぱり好き!なリス・エヴァンス(右)↓
画像はお借りしました
そして、4度目の失敗は、危険極まりない状況だった。
猛烈な嵐に見舞われる中、
スタッフのボートが転覆の危機に在るにもかかわらず、
激しい波にもまれながら泳ぐダイアナは
「まだ私は泳げる」と撤退を許さない。
まるでモビー・ディックを仕留める執念に燃えるエイハブ船長だ。
自然の驚異の前で、傲慢とも思える彼女・・・・。
スタッフも不屈の体力と精神力を備えているはずとはいえ、
ここはまず彼らの身の安全を第一に考えるべきなのに。
この一件は彼らとダイアナの間に溝を作り、常に彼女の強い味方だった
ダイアナのパートナーであるボニーは、これを機に彼女のもとを去っていく。
二人がそのことで口論するシーンが胸を打たれる。
日本人の観客のほとんどが、ジョディ・フォスター演じるボニーに
感情移入したに違いない^^;
スタッフが皆離れても、ダイアナは彼らに恨み言は言わずむしろ思いやる。
そしてほかの人を雇って挑戦を続けようとするのだが・・・・。
画像はお借りしました
NETFLIXで観られます。
ラストはお決まりの感動シーンで終わる。
老いの姿をありのままにさらけ出して演じきったアネット・ベニング・・・・
ノミネート4度目にして、またも逃したオスカー。
今回は獲らせてあげたかったなあ。
「バグジー」の共演で結婚した、プレイボーイウォーレン・ベイテイ
との間に4人の子をなし、いまだ結婚生活は続き、
中年以降は社会派のドラマへの出演も多い。
余談ながら鑑賞後、偶然見つけたダイアナ・ナイアドのTED動画。
かなり有名らしいのだが私は知らなかった。
そしてそれを見た私は、彼女の魅力にすっかり嵌ってしまった。
結局彼女は希代の人たらしなのかもしれない。
長いのでよろしければ・・・・
実はザンドラ・ヒュラー演じる「落下の解剖学」の
殺人容疑をかけられた小説家のサンドラもまた
相当な「ヤな女」なのだけど・・・・・。
こちらはフィクションにして、シリアスな法廷劇。
息子を演じたミロ・マシャド・グラネールの大きな瞳が切なかった。
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アカデミー賞決まる一夜明けてー
http://marucox326.exblog.jp/33891342/
2024-03-12T15:04:00+09:00
2024-03-12T16:02:34+09:00
2024-03-12T15:04:34+09:00
marucox0326
スクリーンの向こうに
ほかの受賞の話題より大きく、ワイドショーなどでは盛んに取り上げていた。
長編アニメーション賞に宮崎駿監督の「君たちはどう生きるか」
視覚効果賞に山崎貴監督の「ゴジラー1.0」が受賞したことは
日本人として誠に喜ばしい。そして想ったのは、
やはり、アニメと特殊効果は、今後も日本作品の躍進できる
分野のひとつであるのかなということだった。
画像はお借りしました
私個人としては、日本アカデミー賞も米アカデミー賞も
格段サプライズもなく、妥当な結果に終わったという感想だ。
まず日本アカデミー賞に関しては、安藤さくらが主演と助演の2冠に輝いたが、
個人的に主演女優賞は「市子」の杉咲花のほうがよかった気がする。
主演男優賞の役所広司は予想通り。
各賞ゴジラの独占かと思われた中、是枝監督は受賞ならず、
ヴィム・ヴェンダース監督が優秀監督賞だったのにはちょっと興ざめだったが、、。
次に米アカデミー賞授賞式について、うちはWOWWOWは契約していないので
昨日はYouTubeで自動翻訳しながら見た。あくまでエンターテイメントショーとして
楽しみたいし、いつも何かしらのハプニングを期待してしまう。
今回は優秀主演女優賞に輝いたエマ・ストーンのルイ・ヴィトンのドレスの背中が
破れてしまったことくらいか。それも受賞で注目されなければ、わからなかったほどの
小さな破れだったが^^;
さっきネットを見ると、彼女の壇上での振る舞いがアジア人蔑視だとか
ネット民はいつもながらかまびすしい。
贈呈者ミシェル・ヨーがすぐさまツイート返しで擁護、なんとか治まりつつあるが
もう一人やり玉に挙がっているロバート・ダウニーjrの方は
贈呈者キー・ホアン・クアンと舞台裏のハグ写真を挙げてはいるものの、
動画を見返すと微妙な感じ・・・・こういう時にその人の本質的なものは表出するものだ。
でも彼の人間性についてはともかく、やはり助演男優賞受賞は個人的にも嬉しかった。
薬物からの完全復活後、マーベルコミックス系のキャラクターで有名な彼だが
「チャーリー(1992)」や「オンリーユー(1994」「リチャード三世(1995」
の彼を見てきたものにとっては、実在の人物をシリアスに演じるという役柄で
初受賞というのは感慨深い。
画像はお借りしました
作品賞、監督賞、優秀主演男優、優秀助演男優賞他3冠の「オッペンハイマー」は
今月末からの公開なので、是非見に行きたいと思っている。
優秀主演男優賞のキリアン・マーフィー、
C.ノーラン作品では「ダークナイト3部作」しか見ていないのだが、
授賞式では「麦の穂をゆらす風」の若き頃からあまり顔が変わっていない^^;
童顔の彼が苦悩する科学者をどう演じたか興味深い・・・・。
画像はお借りしました
作品賞では日本未公開の「関心領域」「ホールドオーバーズ置いてけぼりのホリデイ」
「パスとライブス・再会」以外は劇場や配信動画で既に鑑賞済みの私。
おいおいその感想もアップできればと思っている。
なお、大ファンのウェス・アンダーソン監督の「ヘンリーシュガーのワンダフルな物語」が
短編実写映画賞を撮ったことは、私の中でちょこっとワーォ!だった^^;
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日間賀島でふぐを食す♪
http://marucox326.exblog.jp/33883787/
2024-03-08T08:48:00+09:00
2024-03-08T08:48:41+09:00
2024-03-08T08:48:41+09:00
marucox0326
お出かけ
大井漁港から聖崎公園に、上陸大師を拝みに。
前日は強風で寒かったけど
この日は風はなく、お天気もまあまあ
海も穏やかだったのは良かった。
遠くに小さく見えるのが、海の中に立つ弘法大師像。
ここ大井聖崎は、弘仁5年(814年)弘法大師さまが
尾張上陸の一歩を印された宿縁の地。
この「聖崎上陸大師」は、その後、その言い伝えを元に、
弘法大師御入定1150年記念事業として
昭和59年に多くの人々の尽力により
海上の双子岩に建立された。
大師像の右奥から日の出が拝めるとか。
また干潮時には歩いてあそこまで行くこともできる。
ただし、大潮の干潮の時だけ。
今までにも潮が引いたら、海の中に道(砂州)が出来
普段は海中に浮かぶ小島に行けるという場所には
行ったことがあるけど。
例えば「小豆島のエンジェルロード」とか・・・・。
一度たりとも、その時間帯に着いた試しがない私達。
いつかモンサンミッシェルにもと願い続けて
未だかなわぬ( ノД`)シクシク…・・・・。
階段を上って・・・・。
展望台までは行かなかったけど
途中の高台からも十分にお姿を拝める。
駐車場は無料。
河津桜が満開で、
カメラを向ける方が沢山。
誰かが置いたのか、よくわからない置物。
ここから師崎港までさらにドライブ。
駐車場に車を止めて、日間賀島まで船で渡る。
着いたのは宿の関係で東港、とりあえずチェックインして
西港の方まで島内をお散歩。
取り立ててなあ~んにもない(笑)
タコが特産品なので、駐在所もタコのモチーフ・・・・
でも、足がないし、言われないとわかんないかもね^^;
一応、”赤、口の形、頭にハチマキ” で
タコをイメージしているみたい^^;。
スィーツやお酒も置いてある
入らなかったのでよくわからないけど。
隣のお土産物屋さん。
とにかくタコ押し(笑)
タコの加工品一色の中に海苔とシラス
フグの干したのもあったかな
ゆったりのどかな島時間を堪能して
お宿に戻り、人工温泉の家族風呂に入った後は
お楽しみのフグづくし・・・・。
フグは知多半島でも、ここ日間賀島でも
何度かいただいてきたが、民宿に泊まっていただくのは初めて。
カマスの塩焼き
カマスって英語でバラクーダ(Barracuda)なのね。
ま・日本のは小ぶりでちょこっと種類は違うらしいのだけど。
大ぶりの焼き牡蛎
フグの空揚げ
伊勢海老のタルタルソース焼き
結婚式の披露宴でしか食べられないやつ(笑)
フグ鍋。
二人分にしては大鍋に一杯の出汁が張られて多すぎる印象。
昆布出汁だと思うのだけど、昆布は入ってないし
なんだか薄い・・・。
〆の雑炊。
お部屋もお風呂も清潔で、スタッフさんも親切
居心地は悪く無かったけど、飲物の備えや自販機がない。
そんなことなら買ってきたのにと思いつつ・・・・。
もう外に出る気力はなくって。
朝ごはんは、勿論和食。
佃煮やシラス、海苔、生卵、アジの開きにお味噌汁。
一応サラダがあったけれど、やや塩分過多なメニューで
野菜の煮物とか、欲しい感じだった。
以前は淡泊なフグといえども、もっと味が感じられたのに。
鍋も、フグの切り身もは沢山あったけど、ポン酢の味しかしない。
もしやあの多すぎる出汁は、お湯だったんじゃないのかと思うくらい。
今回は、お料理に関しては今一つだったかな。
次の日は野間大坊、めんたいパークなどを回って帰路に。。。。
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笑いの効能
http://marucox326.exblog.jp/33879088/
2024-03-06T13:22:00+09:00
2024-03-06T13:22:34+09:00
2024-03-06T13:22:34+09:00
marucox0326
ひとりごと
何かに縋りたくて、うっぷんを晴らしたくて
そんな時、アナタな~らどうする~♪((-_-;))
本を読んだり美しい音楽に耳を傾ける?
でも私なら、これらは落ち着きのかけらもないぐらい
落ち込んだときには救いにならない。
それに読書も音楽も興味のない人はどうだろう。
やおらジョギングやガーデニングに精を出す?
なるほど体を動かすことで、汗をかくことで
邪気を追い出すというわけだ。
あるいは突然友人に電話をする?
ペットを抱きしめたり、好きなものを爆食したり
爆買いしたりして心の空白を埋める?
しかしこれらは思いがけず、見返りの逆襲に会うリスクを伴う。
友人から手痛い言葉を浴びせられたり、
可愛がってたつもりのワンコのご機嫌が悪くて引っかかれたり
爆食爆買いに至っては、言わずもがな・・・・。
ならばどうする。
かつて、私史上ではあるが
一世を風靡したタモリ倶楽部の「空耳アワー」
最近改めてYouTubeで見だすと止まらなくなった。
ま、ほかにもお笑いで好きなジャンルは色々あるのだが。
懐かしさも手伝って、しばらく嵌ってしまった。
しかしこれ、洋楽を好きな方以外にもウケる要素満載だと思うのだが
生真面目なむきには、お薦めできないかも^^;
私が特によく覚えているのは、
マイケルジャクソンの「Smooth Criminal」
「パン、茶、宿直」ってやつ。
マイケルのシリーズはホントにうまくできていて、
「Beat it」なんてこんな風に歌った方が
むしろネイティブじゃんって思ったりしたものだ。
例えば、私が知るトリビアに
アメリカでタクシーを降りる時は
「あげどうふっ(I get off)」って言えばいいとか
逆に外人さんに、ご飯の前には手を合わせ
「Eat duck mouth(いただきます)」と言うべしとか
いうのがあるのだが・・・・・・・・・・・・^^;
他の国にも外国語が母国語の別の言葉に聞こえる
そんなパロディ番組のようなものはあるらしい。
10年以上前、ある「お笑い」が大好きな
国立大学院生のブログを愛読していたことがある。
彼の独自の見方を、センスあふれるジョークで綴ったそれは
なかなかに面白かった。
難しいことを見識張って述べることは意外に簡単だ。
翻って、くだらないことをアカデミックに語ることこそ難しい。
高尚なユーモアなら認めるが、という人々も
世界で爆笑を誘った、古くは「PPAP」の”古坂大魔王”
最近では「Don't worry, I'm wearing」の”とにかく明るい安村”
の二人には思わずふきだしたのではあるまいか。
くだらない、ばかばかしい、そういう笑いこそ
悩み多き人の世に、ある種の「救い」を与えてくれる。
私はそう信じる一人だ。
前述の彼、実は次男の同級生、今はJAXAで働いている。
先月のH3ロケット打ち上げ成功のニュースに、
ふと彼の事を思い出した
さて今日の一曲
音楽のパロディと言うわけではないが
クラシックの名曲を、ヒップホップをベースにアレンジ、
特にバッハの「G線上のアリア」をサンプリングした
「Everything's Gonna Be Alright」は日本でも大ヒットした
ドイツの音楽ユニット「Sweetbox」から。
私の大好きなフォーレの「パヴァーヌ」を大胆にアレンジした
この曲をどぞ。
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花粉症エレジー
http://marucox326.exblog.jp/33875298/
2024-03-05T21:14:00+09:00
2024-03-05T21:14:18+09:00
2024-03-04T23:31:03+09:00
marucox0326
日々の出来事
ん?いやハナっつっても花じゃなくて鼻の方。
もうムズムズが止まらないっ!!!
そうよねえ、ご同輩方。
この不快なむずがゆさが始まると
我々花粉症を持つ者は、おおいよいよ来たかと
「春の到来」を知るのである。
そして、喉のイガイガ、目のかゆみ、
鼻水はしまりの悪い水道の蛇口の如くでありながら
薬や注射で何とか症状を紛らわせつつ
マスクの下に赤くただれ気味の鼻を押し隠し
お花見にも果敢に出かけるのである。
ああ、この時期こんなわれらをあはれと思召すなら、
ハクション大魔王さながらくしゃみを連発することに
どうか眉をひそめないで。
もしも鼻水が飛び散って、あなたの一張羅に
ほんのちょっぴり掛かったからと言って
その麗しき笑顔が台無しになるほど
どうかお願い、そんなに顔をしかめないで。
ほんの少しの間、せいぜい梅雨までの辛抱よ。
こんな無様な体たらくはね。
ああまあとにかく、
決して愉快な毎日ではないことは確かだけど
そんな時は聴きたくなるの。
ブルージイでロックなこんな曲をね。
あなたに魔法をかけたよ。
だってあなたは私の物だから・・・・・。
何とも不気味な感じのスクリーン・ジェイ・ホーキンスの作となる
「I Put a Spell on You」
ジ・アニマルズ、C.C.R.、アニー・レノックスもカバーしていて
それぞれにカッコいいのだが、今回はニーナ・シモンで。
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阿久比の地域発信型施設にgo!
http://marucox326.exblog.jp/33864497/
2024-03-01T13:28:00+09:00
2024-03-01T13:28:08+09:00
2024-03-01T13:28:08+09:00
marucox0326
日々の出来事
中でも若者の集まる場所から流行が生まれ、地域へと広がるのが主だった現象で、そういう場所は限定されてもいた。取り上げるメディアは雑誌が主流、流行り出すとTVが取り上げ人々の認識を得たとたん、廃れていくということが繰り返された気がする。それはある意味分かり易くもあった。
インターネットの時代に入ると、ショップやレストランもホームページで情報を発信するようになったが、多くの人がパソコンを使いこなすにはまだ少しハードルがあり、20数年前の私の周囲を思い返すと雑誌や書籍からそれらを得る人も少なくなかった。
しかし、携帯の出現、さらには簡単に使えるスマートフォンの出現で今やかなりの人たちが、本や雑誌以外からも情報を得ることに抵抗がなくなっている。年齢に関係なく、特にトレンドを意識する人にとってはインスタなどのSNSは便利なツールのひとつになった。
すこし前から、例えば山奥であえてフレンチレストランを開業しネット上でローカル色に飛んだ独自の料理やロケーションを紹介、
単なる店舗情報だけでなく、店主の思いや日々の出来事を多くの人に知ってもらってファンを増やし、都会からも集客を狙った業務形態で話題になったお店はあった。
でも、そういう店はとても特別感があって、旅行気分で行くことはあっても地元民ですら、ちょくちょく出掛けるのは現実的に難しい。
そして今は、時代は多様性、そして混迷の域にもある。
そんな中、都会の中でもややアクセスしにくいちょこっと寂れかけた場所・・・・・もしくは近郊都市ではあるが商業地域ではない、田園地帯の中に住宅がポツポツあるような場所・・・・・そんなところをあえて選択し、地元を意識し一種の町おこし的に開業する商業施設がある。
そんな場所に行ってきた・・・・詳しくは←をクリック
陽が一杯にさすカフェは心地よい。
元織物工場なので、梁を巡らした高い天井は開放感があって魅力のひとつ。
コーヒーや手作りのマフィンやケーキにもこだわりが。
何を読んでるのでしょ。こちらで購入した本なのだけど^^
コーヒーには焼き菓子が付いていたので、お腹いっぱいに。
常滑焼。モダンなデザインも・・・・。
女性のスタッフさんが声をかけてくださり商品を説明して下さった。
彼女も阿久比の出身ながら、以前は東京のアパレルで勤務、こちらのオーナーさんに賛同して、お手伝いから参加いまはスタッフとして勤務されているらしい。
柳宗理のやかんやキッチン用品も。奥に見えるソファーはカリモク。
ミッドセンチュリーを代表する日本の家具たちのひとつ。30年前、インテリアスクールに通っていた時、一人で工場見学に行ったことがある。
奥に見えるのは折り畳みチェアー。横の柱に「消火器」の文字、工場の名残を思わせる^^
岡田地区で盛んだった知多木綿は今もささやかながら健在。カフェのお絞りにも使われていた。
あのあたりは数年前に訪れた。往時は賑やかだったろうが今は静かに名残をとどめているだけという印象の鄙びた佇まいが心癒される場所だった。
この工場も廃業してそのままの状態だったのを、織機をどかし、廃棄物の処理、壁や床の修繕等リノベートは大変だったようだ。でものこぎり屋根を残したいというオーナーの一心でそこに賛同するスタッフさんたちと作り上げたとか(スタッフさん談)
地元の調味料では半田市の中埜酒造が知られているが三河みりんも有名。東京のフレンチのシェフがわざわざ購入に来られるそうだ。
こちらはカフェの奥にある古本屋さん。
ツレが読んでいたのはここで買ったイタリアワインに関するエッセイ。
古本屋といっても、親しみやすそうな最近の著作ばかり。
カフェから臨む景色ものどか~~
客層は若い女性ばかりではない。我々のようなシニア夫婦や、おしゃれな熟年紳士も。
これからも、地域に愛されるお店として成長していってほしいナ。
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罪作りなカニピラフ
http://marucox326.exblog.jp/33857345/
2024-02-27T11:26:00+09:00
2024-02-27T11:26:39+09:00
2024-02-27T11:26:39+09:00
marucox0326
おいしいもの
なにせ息子ファミリーが来ると、九人分の胃袋を満たさなければいけないゆえ冷蔵庫も冷凍庫もあらゆる食材で、一時的にパンパンになる。蟹は嵩張るので、いつもなら早めに食べてしまうのだが今回はいくらか余って、長らく冷凍庫に眠っていたのだ。そろそろ始末、いや食べてしまわないとと思い作ったのは蟹ピラフ。
ニンニク少々と玉ねぎをバターで炒め、2・3個余っていた帆立も荒くカットして、バターで炒め、ご飯と蟹のほぐし身を加え塩コショーのみの味付け、最後に蟹の足の部分をトッピング。
サラダはレタス、キュウリ、トマトのレギュラーメンバーにツナ、それらをフォロのドレッシングで和えた。
外で食べたら1500円はくだらないよとツレに言い^^;
「味が薄かったらこれかけて」と
昨年小豆島に行ったときに買った、オリーブ塩の小瓶を手渡す。
「いただきまあす」
一匙口に入れると、バターの香りが鼻腔をくすぐり思わず頬が緩む。
で、ふと見るとツレが、いつの間にやら
ウスターソースのプラスティックボトルを握りしめているではないか。
わが家ではお醤油さしは食卓に置いているが、
ソースを入れた容器はない。
ウスターソースもとんかつソースも
一応買って冷蔵庫に入ってはいるけれど
フライや炒め物にかけるのは主にツレ
私自身は調理に使うことはあっても
出来上がったものにかけたりすることはめったにない。
だが昭和の男、わが夫サマは
洋食とあらばなんにでもソースをかけたがる。
そういえば亡き父も
とんかつをソースの海に浸すようにして
満足そうに口に運んでいたっけ。
しかしながら世の中は
いまや健康ブームを追い風にして薄味志向・・・・
イヤ何よりもキッチンや食卓のルールを
取り仕切るのは主婦であるこの私なのだ。
「なにかけてんのッ せっかく白くきれいに仕上がったピラフにッ!」
思わず口をついて出た言葉は
ちょっとキツかったかも・・・・。
「なにって、コロッケにかけただけやん!!!」
あぁ、コロッケね・・・・ソーダッタ,忘れてた。
さらにスーパーで買ってきたコロッケも
レンチンしてお皿に入れ、テーブルに置いてたんだ。
アタシが悪うゴザンシタ・・・・(´;ω;`)ウゥゥ
憮然として食べ始める夫。
ちょっとばかし気まずいムードが・・・・・
折角のごちそうも味気なくなりそうだったけど
ま・こういうこともある・・・・・よね。
でご心配なく。
その後冷戦ムードにはならなかったから^^
これは先週木曜日の出来事なのだが、
その日ライブでオンエアされた、バスケットボールアジアカップ予選の対中国戦を
二人でコーフンのうちに観戦、そして接戦の末勝利した日本代表のおかげで(笑)
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青椒肉絲ー肉はどっちだ?!ー
http://marucox326.exblog.jp/33853143/
2024-02-24T22:56:00+09:00
2024-02-25T10:58:42+09:00
2024-02-24T22:52:25+09:00
marucox0326
おいしいもの
チンジャオロース
中華料理店では、チャーシュー麺とコレは必ずオーダーする^^。
ビーフが主流の関西育ちの私は、ずっと牛肉で作ったものが
正当なレシピだと思っていた。
しかし、本場中国では肉と言えば豚肉なんだそうで
豚肉で作ったものがほんまもんらしく
あえて牛肉を使ったものは「青椒牛肉絲」と表記するらしい。
これ最近まで知らなかった。
中国には行ったことがないけれど、何度か仕事で行ったツレに聞けば
そういや、牛肉ってあんまり食べなかったかも、との返事。
ま・あの方はいまだレタスとキャベツ、大根と長芋の区別もあやふやな
自他ともに認める「ちがいのわからない男」だけど^^;
ピーマン、タケノコ、そして玉ねぎ。
本格的な中華料理店では
きっと玉ねぎは入れないだろうと思いつつ・・・・。
半分だけ残ってしなびかけ(二人暮らしだと1個は多いのよ)
冷蔵庫の奥でお休みになっていたのを叩き起こした(笑)
調味料は我流なのだが、醤油、酒、砂糖、オイスターソース。
紹興酒なんぞ入れたらおいしいんだろうな。。。。。
中華料理と言えば、中国映画でも大家族が大皿を囲んでいる様子は
よく出てくるけれど、「食事」シーンが何度も出てくる
「再会の食卓」(2010中)はもう一度見たい映画だ。
歴史に翻弄されて、そうならざるを得なかった夫と妻
そして妻の現在の配偶者。
食卓を囲む彼らは、複雑な心境であるはずなのに
美味しそうな料理を囲むとやはり笑顔になる。
もてなす気持ち、お腹が満たされると同時に満たされていく心
人は生きるためだけに食べているのではないのだ。
初見では、あまりに都合がよすぎる、善人過ぎると
登場人物や展開には感想を持った私だった。
しかし、今彼らと同じくらいの年齢に達した自分が観た時
はたしてどういった感想を持つのか確かめてみたい。
それでもきっと、あの奇妙な三角関係にある三人に
私はやっぱり涙するに違いないということだけは確かだろうなあ。
詳しくはこちらにクリック
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まいったまいった
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2024-02-23T19:58:00+09:00
2024-02-23T19:58:03+09:00
2024-02-23T19:57:23+09:00
marucox0326
日々の出来事
ようやっと自分のブログに入れた。
エキサイトの広告表示に困られているブロガーさんは
多数いらしゃったようで、私もその一人だが、広告の削除が出来てしばらく、今度は急にログインできない状態が続いた。
パソコン歴は独学ながら長い。コロナ前まで、パソコンを使った在宅ワーク(といっても簡単な作業だが)をパートでしていたしそのころからほぼ毎日、パソコンには触れてきたのでトラブルに見舞われたこともあったが
何とかその都度、対処もしてきたけれど今回はエキサイトに問題があるので、ログインできない原因も分からない。スマホは広告ブロックのアプリをインストールしているし正常に稼働しているから入れるのだが、投稿は大きな画面でないとやりにくい。
まあ、こういう時はいったん完全にパソコンから離れるのがいい。
なんなら、電源も落とし放電するくらいのいきおいで
気長に待てば、あるときひょこッと復旧するもの。
で、さきほど立ちあげたら、しばらく駄々こねてたけど
突然、ログイン状態に。
なんとか締め出されずに済んでよかった。
ご近所の河津桜
まだ五分咲きといったところかしらん。
今日は寒さが戻って、それでなくても気分が下がるのに
とんだことだったワ。
ちゃんとしてくださいよ、エキサイトさん。
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C’était bon!
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2024-02-22T17:43:00+09:00
2024-02-22T17:43:22+09:00
2024-02-22T17:43:22+09:00
marucox0326
おいしいもの
内装はシンプルと言うか簡素で、4人掛けのテーブルが三つ、カウンターには丸椅子が四脚ほど。私たちの座ったテーブルの側面の壁には、シェフの修業時代だろうか外国人のコックたちに交じって、若い店主が端に移ったセピア色と言うよりも、しみの付いた割烹着色のごとき写真が額に入れられて掛かっていた。
その店主は私と同年配ぐらいと思われるが、決して愛想がいいわけでなくでも不器用な誠実さが感じられる態度で私たちを席に案内してくれた。
カウンターで隔てた向こうが厨房。
オーダーを聞いて、店主はさっそく厨房で調理に取り掛かり始めたが
ほどなく2組目のお客さんが来店。私たちの隣席に・・・。
どうやら彼らは二度目の訪問のようで、店主と親し気に話した後
ワインリストをじっくりと吟味していた。
前菜は、ラタトゥイユ、人参と蕪のピクルス、キノコのオイル漬け、
小さなバケットには多分豚肉のリエットらしきものが乗っている。
フリルレタスの上には、ローストビーフにパテ(鹿肉かレバーか)
ワインが欲しくなる盛り合わせだけど、私たちは車なので我慢。
ランチョンマットはソレイアードかな?
明るいプロヴァンスの気配がここにだけちょこっと^^;
私達がこちらをいただいている間に、
4人の女性客が来店しテーブル席は全て埋まった。
着席したとたんにおしゃべりに花が咲く女性グループ。
そしてさらにもう一組シニアカップルが。
今んとこ満員御礼状態^^
まあ今日は土曜日だし、時間はまだやっと6時を回ったところだもの。
入店した時はがらんとしていたけれど、予約なしでも入れてよかった。
それにこのお店の照明は薄暗く、インテリアも地味目
小さなビストロとはいえ、正直ややうら寂しい印象だったので
お客は多い方が賑やかでよろしい(笑)
ただ、手伝いの人は見当たらず
調理、配膳、会計まで完全な店主のワンオペレーション。
人のよさそうな風貌、動作もゆったり
それが逆に好ましい印象の店主も
さすがにせわしく客席と厨房を行き来しだす。
ワインは、オーダーしたボトルの栓が抜かれて
カウンターに置かれたバケツの中に無造作に突っ込まれ冷やされている。
それをお客が勝手に取りに行っては、
それぞれのグラスに注ぐシステムのようだ。
酔っぱらって他人のを間違って注いじゃうことはないのかしらん。
メインは手前が私。
鯛のポワレ。グリルした鯛にかかったソースにはやや酸味がある。
レモンか白ワインで味付けしてあるのかな
ツレが豚肉のサルティンボッカ。
イタリアンだけど、要は豚肉にセージを挟んで生ハムで巻いた一皿。
肉は子牛肉や鶏肉でもいいらしいけど、私も豚のヒレで時々作る。
追加で注文したポテトとアンチョビのソテー。
こんなに量があると思わなかった^^;
さらにチーズビーフハンバーグも。
パンはツレがおかわりした。
以前、カジュアルフレンチなレストランで
ビーフハンバーグがメインメニューにあるところを
2件ほど訪れたことがあるが、どちらも美味しかった。
普段ハンバーグってめったに作らないせいもあるが^^;
こんな何気ない料理が美味しいのがいい。
デザートとコーヒーをいただき、お会計は7000円ちょっと。
店主が、お釣りを渡しながら
「今日はありがとうございました。いつもこんなに混んでないんですよ。
お待たせしてすみませんでした」と言う。
ええっ!?もっと料理を待たせる店をアタシや知ってるぜよ・・・・・
と言うかわりに^^;私は尋ねた。
「いつ開店されたんですか?」
「5週間前です。よかったらまたおいでください」
どこか接客に慣れてない朴訥な言い方で
ぼそっと答えた店主の目元が、
その時ほんの少し緩んだかに見えた。
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たまには食レポ、そして紅茶のミニ談義♪
http://marucox326.exblog.jp/33843817/
2024-02-20T14:54:00+09:00
2024-02-20T15:02:46+09:00
2024-02-20T14:54:36+09:00
marucox0326
日々の出来事
美味しいパン屋さんやケーキ屋さん、カフェの類いを探して
街ブラするのが、若いころから好きだった。
だからインスタを始めたのもブログ開設より前だったし
実際に街歩きでチェックしては、わざわざ出かけたものだった。
最近は年のせいか、そこまでの熱はなくなりつつある。
この日は、今にも泣き出しそうな曇り空の土曜日。
どこかに出掛ける気力もわかないままに、
我が家で簡単なランチを済ませ家でゴロゴロ・・・・・コレ私は得意だが
回遊魚の如く動いてないと気が済まぬツレが
「ケーキ食べに行こうよ」と言い
午後もニ時を回っていたけれど、えいやっと重い腰を上げた。
出かけた先はサロン・ド・テ・ルルーさん
人気店なので、並ぶのを覚悟していたけれど先客はひとり。
待たずに席に通してくれた。
時々、タイミングよく人の流れが途切れた瞬間に入店できて
すぐ座れることってあるけど、この時も私たちが席に着いたとたん
お客が次々とやってきて、狭い店内はすぐに満席になり、
外に置かれた椅子も埋まり、待ち人の列が出来たので
とてもラッキーだった。
ケーキはほぼ売り切れ状態だったけど
私の茶葉はダージリンのセカンドフラッシュ
グームティ(茶園の名前)とタルトタタン。
セカンドフラッシュと言うのは、
ご存じの方も多いと思うけれど
夏に摘まれた茶葉と言う意味。
だからファーストフラッシュは春、
つまりこれを知っていると
若い茶葉を味わいたいのか
やや熟成されたのがいいのかの目安にもなる。
このお店は生ケーキはなく、タルトとスコーン、
ビスケット、ブラウニーなどが置いてあって、
茶葉やお菓子は買うこともできる。
紅茶には焼き菓子が合うのかもしれない。
そしてタルトタタンはお店によってかなり味が違う。
ここは、私好みのほろ苦く甘すぎないお味^^
ツレは紅茶は同じで、ケーキはイチゴのタルト
といっても焼き菓子系のケーキなので
なかにイチゴクリームが挟まれているだけ。
大きくカットされていて、ざくざくとした食感がいい。
「茶葉の香りも嗅いで見てください」と
茶葉の入ったガラスポットも置かれ、
紅茶自体は陶器のポットから注いで味わう。
蓋には、紅茶名の書かれたグレーのカードが差しはさんである。
私はこの10年くらいダージリンが一番好みである。
若いころはアールグレイなどフレーバーティーが好きだったけれど
今は香りを付けたものは苦手になった。
普段でもリプトンやトワイニングその他、
茶葉はダージリンを選ぶことが多い。
紅茶専門店で色々な茶葉の説明を受けても
そんなに違いが判らないのだけど、ダージリンだけは多少分かる。
紅茶自体の香りが豊潤で色も綺麗に出る「紅茶のシャンパン」
と呼ばれるダージリンに、だから今は恋している^^
そして数年前紅茶について調べたことがあり、その理由が明確に分かった。
ダージリンはインド全体の生産量のわずか1パーセントという希少種。
しかもマスカットフレーバーと呼ばれる、
マスカット果実の重要香気寄与成分MMPというのが
ダージリンの中にはあると報告されていて、
それは夏摘みのセカンドフラッシュのみにしか
存在しないと言われているそうな・・・・・。
さらに、ダージリンと言えば
私の大好きなウェス・アンダーソン監督の
「ダージリン急行」(2007年英)が思い浮かぶ。
オーエン・ウィルソン、エイドリアン・ブロディ、
監督の常連俳優だった二人が、今や有名なハリウッドセレブになった。
↓可愛い缶の中身はお砂糖。
実はこのお店のお隣が最近出来たらしいという小さなビストロ。
一見するに可愛らしい構えのお店で、なんだか心が魅かれた。
closedの札はかかっていたけれど、開店は5時半とあったし
表に立てかけられたメニューは、カジュアルフレンチといった感じで
ブリフィクススタイル、しかも基本料金は、ディナーで2860円!?。
そおっと扉を開けると、つい立てから突き出した店主の足が見えた。
慌てて起き上がったシェフらしき彼は、人のよさそうな初老の男性。
「夜、お席空いてます?予約してないのですけど」
「ああ、大丈夫ですよ」
てなわけで、
私たちはディナーも急遽そこで頂くことに相成った^^
おかげで五時半まで、小雨の中をぶらつくハメにはなったが
ひいきのドイツパンのお店まで、行ったりして時間をつぶした。
腹ごなしのウォーキングにもなったしね^^;
それについては次回に・・・。
また覗きに来てねン♪
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まだ来ぬ春。
http://marucox326.exblog.jp/33838257/
2024-02-15T20:56:00+09:00
2024-02-15T20:56:20+09:00
2024-02-15T20:20:12+09:00
marucox0326
sing!sing!sing!
made in Koreaだって。おフランスチックだけど^^;
若いころから愛用しているのはジュリーク。
でも携帯用に探すと、小さいチューブやティン缶に入った
ハンドクリームの可愛いパッケージがたくさん売られていて
お値段も手ごろなので、つい手が伸びる。
そんな67歳の乙女心
お笑いになるならお笑いなさいましッ(´;ω;`)ウゥゥ。
暖冬のせいだろうか。
いつもなら、手にいくらクリームを塗り込んでも
寒風吹きさらす戸外に出れば、途端にガサガサしたものなのに
今年は手荒れがいつもほど酷くなかった。
ついでに皴もすっかりなくしてくれたら、大枚はたくのにね^^;
数日前に、庭に新しい土と肥料を施し
薔薇も切り詰めて、鉢植えの物は植え替えた。
春の準備は、そんな風に
我が家の”猫の額”の手入れから始まる。
近頃の若い人は家を購入するときに、
手入れにはお金も時間もかかるからと、庭は不要だという。
おまけに洗濯物も戸外に干さず、もっぱら乾燥機を使うらしい。
そういうのは私の知り合いだけかと思ったら、
30代40代では、めずらしくない傾向なのだそう。
共働きが当たり前で彼らは忙しいし、防犯の意味もあるのだろう。
今の若い世代は、経済的にも社会的にも
いい時代を経験したことがないので、考え方が合理的で無駄がない。
私自身、それは以前から感じていたことだったが、
しかしながら彼等もまた、大いなる夢や将来展望はしっかり持っている。
そしてそれは地に足の着いた、叶う可能性の高い夢であることが多い気がする。
偉いなあ・・・・と言うのが彼らと話していて思う率直な感想だ。
さて・・・・・
厳しい冬の寒さがあってこそ、
春の兆しを些細なことからも感じとろうとしていた
我々四季のある国に暮らす日本人。
そんな感傷を歌や散文に詠じ、移ろいゆく季節に
過ぎ行くものと来たるものへの思いを重ねてきた。
そんな感受性が、社会の変化や気候変動によって、
失われないまでも鈍くなってきていると感じる昨今。
少なくとも私の場合、激しく揺れ動くそれらに精神が追い付かず、
健康面に気を取られている間に
季節がいつの間にか通り過ぎていく気がしている。
今日は久し振りにめまいと吐き気で寝込んだ。
関東地方に例年より14日早く春一番が吹いたとか。
しばらく天候は荒れ気味で安定しないだろうが、
気温の乱高下はまだ当分続くのだろうか。
まさにそんな春先の気まぐれは、私を憂うつにさせる。
大好きな「Spring Can Really Hang You Up The Most」
エラ姐さんやヴォーカリストとしての巧さが光る、
ダイアン・リーヴスの歌唱が好きなのだが、長尺なので
ここはヴァースも聞かせるノラ・ジョーンズ嬢にご登場願おう。
hang は吊り下げられた状態→不安定、気が滅入るという意味も持つらしい。
よって曲名は「春は人を一番憂うつにさせる」と言うのが一般的に知られている。
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ミステリーが止まらない。
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2024-02-14T18:45:00+09:00
2024-02-14T18:45:16+09:00
2024-02-14T18:45:16+09:00
marucox0326
日々の出来事
アメリカ人女流作家マーサ・グライムズが
あえてイギリス社会を舞台に、
警視リチャード・ジュリーの活躍を描く人気シリーズ。
↓のお写真には「今月の新刊」の帯が巻かれているが
全てある古本市で格安で見つけた。
ワタクシ、パケ買い名人故、和田誠氏の装丁に魅かれたのも一因。
久々のミステリー、500ページ近くはあったが
面白くて、立て続けにこの中の3冊は既に読了した。
今回その中のひとつだけ、少しご紹介したいと思う。
「エルサレム亭の静かな対決」
ロンドン警察の警視リチャード・ジュリーは、
ニューカッスルのいとこに会いに行く途中立ち寄った
ワシントンという古い村の墓地で、
美しいヘレンという女性に出会い二人は魅かれあう。
後日会う約束をしたジュリー警視だったが
彼女は死体となって発見され、彼は行きがかり上・・・・
と言うか、警視としてはあるまじき感情移入からか
管轄外の殺人事件の捜査に加担することに・・・・。
そして、ニューカッスルの近く
ダーラムにあるスピニートンというさびれた町に在る
「エルサレム亭」と言うパブに、事件の手掛かりを求めた彼は
そこで旧知の元貴族メルローズとその伯母たちと偶然出会い
彼らが招待されているチャールズ・シーインガム邸に向かうことになる。
そこには、シーインガムの招待で屋敷に集まった、
どこか訳ありな人たちが、雪に閉ざされ屋敷内から出られないでいた。
そして数日後、第二の殺人が・・・・・。
事件解明のために、ヘレンに関わってきたであろう人々を訪ね
事情聴取していくジュリー警視。
そこで明らかにされていく彼女の複雑な生い立ち。
合間にさし挟まれるシーインガムの屋敷に集結している人々のエピソードも、
書き手は時にシニカルに、時にユーモアな目線で語り飽きさせない。
そしてまた物語の大半は、伏線が張られることに終始するという
推理物の定石を踏みながらも、表現や比喩が詩的で抒情性があるのも
この女流作家の文章の魅力だ。
登場人物が多く、過去のエピソードや人物名を確認するために
読書中、遡って何度もページを繰り戻す必要があるのは
ミステリーならずとも、長編小説を読むときの常ではあるが
私の頭ではこれはいたしかたがない。
だれだっけ?この人。なんだったっけ?この出来事・・・・てな具合に(笑)
ただ、私がもっとイギリスに精通していたなら
さらに深く読みこめたかもしれないのがもどかしい。
出てくるサンドイッチですらそう。
ブランストンのピクルスって何?
私が知る限り、イギリス人は何かというとサンドイッチだ。
ジュリー警視がパブで質問攻めにする女性は、サンドイッチを4皿も平らげる。
そういや、カルト映画のひとつ「バニーレイクは行方不明」の中でも
パブで刑事がキャロル・リンレーに「とりあえず食べなさい」と
勧めてたのもサンドイッチだった^^
さらには、ここで重要なファクターとして出てくるのがスヌーカー。
ビリヤードの一種で、イギリスでは盛んな遊戯だ。
古いSFマガジンも取り寄せてしまった。
前記事で紹介した「夢の終わりに」の作者
ジェフ・ライマンの「征たれざる国」を読みたくて。
でもほかの記事が面白くて、まだ読めないでいる。
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私の買い物ブギ♪
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2024-02-11T18:44:00+09:00
2024-02-12T19:59:39+09:00
2024-02-11T18:44:19+09:00
marucox0326
ひとりごと
一方私は、冷凍庫は生鮮食品やアイスで満杯状態だが
冷蔵室の中は、スコーンと奥まで見渡せるくらいしか食品が入っていない。
だから自慢じゃないが、めったに忘れた何かを腐らせるということがない。
むしろ、足らなくなって慌てるのは野菜だ。
ハンバーグを作るのに、ひき肉や卵をボウルに入れてから
ややっ玉ねぎが一個もないっ!と気づき
スーパーまで車で走ったことはある^^;
さて、私が生まれ育ったのは、
商店街や大きな市場が近くにある都会の下町。
時には魚の行商も家のそばに来ていたので、
母は毎日のように籠を下げて買い物に出かけていた。
そのためか、食品を冷蔵庫に買い溜めるという習慣が母にはなく
思い返せば、実家でもわが家の冷蔵庫はスカスカで
まことに見晴らしがよかったのである^^
その買い物に、時々小学生の私もついていった。
肉屋に魚屋、八百屋は勿論、乾物屋や豆腐屋に至るまで
母が店の人とやり取りして買うのを、ただじっと見ているだけだったけれど
また、彼にとってはお愛想のつもりなのかもしれないが、
店の大将にズケズケと余計なことを聞かれるのは、
子供ながらに煩わしく嫌だったけれど・・・・・。
その情景は今もうっすらと、素人の描いた水彩画のように頭に浮かぶ。
味噌屋には、常に沢山の種類の味噌樽ー綺麗に山高に盛られ、
その横っちょには木しゃもじが突っ込まれたーがいくつも並んでいた。
母が買う味噌はいつも決まっている。
店の主人や店員さんは、注文を聞くと木しゃもじで味噌を掬って
舟形の経木の入れ物(タコ焼きなんかに使われるやつね)に盛って秤にかける。
それはほぼ狂いない量で、手早く包装され
威勢よく「まいどっ」と客に手渡されるのだ。
そして店員さんは使った木しゃもじを、少し離れた味噌の樽に向かって
手首のスナップを利かせてすいっと投げる。
それが見事に味噌の山にささるのを眺めるのは痛快だった。
市場には、親しくはなかったが中学の同級生の家もあって
ある日泥棒に入られて新聞に載り、びっくりしたことも・・・・・。
生クリームを使い切りたくて、一枚だけ残っていたベーコンと
これまた少し残っていたシシトウは、きれいに種を取り除き
4匹だけ冷凍庫にあった海老を解凍して使ったら、
大ぶりだったせいか、ことのほか豪華に・・・・。
そして、うちの近くに来ていたあの行商の魚屋のおばちゃん・・・・・。
果たしてこのおばちゃんは何歳なのか、
何時もどこからきてどこへ帰っていくのか
そのころ小学生だった私には、解けない謎の如く、
常に頭の中でぐるぐる回って私を悩ませていた。
がしかし、母がそのことについて子供の私に話すことはなく
私から聞くこともなかった。
私の家は大通りに面して商売をしていたが、
裏の通りには名高い料理屋の他にも、バーや居酒屋
そこに品物を下す店が軒を連ねていた。
それは昼間っからカンターでお酒を飲む人がいる酒屋だったり
高級なおつまみや珍味を飲食店に卸す店だったりした。
今思えば、おばちゃんのお客さんは、
それら近所にあった夜遅い商売の人たちだったと思う。
母と魚を買いに行くと、彼女たちお姐さん方とおばちゃんは
時々世間話に花を咲かせていたが、母はその輪には入らず
少し浮いた存在だった。
「なぜあそこでお魚を買うの?」私が聞くと、
新鮮だし捌いてもくれるし値段も良心的だからと、
母はこともなげに言うばかりだった。
晩酌する父の肴にという思いもあったのかもしれない。
それに、おばちゃんは愛想が良くて親切でもあったから
私が知らないだけで、ほかにも買いに来ている人たちはいたのかもしれない。
ある日、魚をさばいているとき
おばちゃんは出刃包丁で指を切ってしまった。
かなり出血したのを見て、お姐さんたちは慌てだし声を上げた。
バンドエイド、誰か持ってないっ!?
騒ぐ間もなくおばちゃんは、どこからか晒のようなものを出してきて、
ささっと割いて指の根元を止血し、傷口に紙の絆創膏をぐるりと巻いた。
それは、あっという間の出来事だった。
その後しばらく、その時の情景を私は何度も思い出しては
おばちゃんを想った。
結婚して移り住んだ名古屋、家の近くには大型スーパーマーケットがあり、そこで食材を買い始めたときは、食材を選ぶのも、レジで精算した後、それらを詰めるのもなんだか、工場のアルバイトで作業しているかのような不思議な感覚で、慣れるのに時間が必要な私だった。
♪どれがどれやらさっぱりわからず何を買うやらどこで買うやら♪わてほんまによう言わんわ♪
ある程度土地勘が出来ると、車で少し行けば公設市場があることを知った私は時々そこまで買いに行くようになった。八百屋や魚屋には、県外出身者の私にとって、見知らぬ物も並んでいたけれど、そういう場所で買い物するのは格別な楽しみがあった。だから郊外に引越してからも、わざわざ車を駆って出かけて行った。
だが、二か所知っていた公設市場は20年近く前にどちらもなくなってしまい、今はない。
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